【池沢佳主馬】もうひとつ、戦争を始める。【サマーウォーズ】

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A「じゃ、コールドドールについて説明しようか」

佳主馬「…ああ」

健二「うん」

夏希「うんっ」


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A「コールドドールはね、言った通りロシアが開発した人工知能。

　ラブマシーンよりも当然性能は上だよ。

　だからキングカズマのプライドを立て直すのが可能なんだ。

　それと、知識欲なんてものは搭載されてないよ。

　だからラブマシーンみたいに派手に暴れまわったりはしない」


健二「どの辺が…脅威なの？」

佳主馬「今んとこＯＺに大した異変はないよ」


なぜか正座で話を聞いてた健二とパソコンをいじってた佳主馬が口を開く。


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A「実はコールドドールは私たちにとって大した脅威じゃないよ」


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「「「えぇっ？」」」


唖然、って奴だね。


A「あくまで私たちに、だけどね。たとえばロシアが、アメリカの核兵器のパスワード手にしちゃったらどうなる？」

夏希「え…利用するんじゃない？」

健二「アメリカのふりしてどっかに攻撃できるとか…？」

佳主馬「何にしろ危険ってわけか」


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A「そ。まあ私は世界平和なんてどうでもいいけど。佳主馬に会ってみたかっただけで♪」

佳主馬「！///」


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