名前 ページ4
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あの女性の泣き叫ぶ声が 白い部屋に響き渡り……
智はそれを 床を眺めて聞いていた
何をそんなに泣いているのか
わからなくて
でもあの人だけは 自分の事を
…… 【智】と呼んでくれた
だから
あの人の涙が止まればいいのに と思った
【かあさん】の涙が 止まればいい
…… そう思って また目を閉じた
けれど目眩は
瞼を閉じても止まらずに
締め付けるベルトで 体中が痛む
そのまま項垂れ 気がつくと
さっきの悲鳴はとうに消え
いつものように静まり返った 白い部屋
しかし突然、ドアを開ける音がして
白服達とは違う誰かの 息づかいが聞こえた
重い瞼をどうにか開けて
そちらを見上げる
そこには
【かあさん】が 立っていた
防護服逹に囲まれた彼女は
白衣とマスクを身に付けて
真っ直ぐ こちらを見つめている
智は…… 乾いて張り付いた喉をこじ開け
試しにその名を呼んでみた
「… … かぁ …さ ん ……」
どんな気持ちで 口にすべきか
本当はよくわからない
だけど……… 呼んで欲しかった
スピーカーからではなく
同じ空気の中で
【 智 】と 呼んで欲しかった
―――
防護服の男は、母親の腕をそっと離す
痛々しい姿の青年
その……あまりにも切ない声がそうさせた
ゆっくりと青年の前に母が立つ
任務とはいえ
毎日毎日繰り返し、自分達がしてきた行為
それらから……この青年が
少しでも救われる事を願っていた
監視室で泣き叫んでいた女は
少しすると、『近くで顔が見たい』と
懇願を始めた
落ち着いた……強い 母の顔をして
そして今、その当然の願いは許され
叶えられた
母親が青年に腕を伸ばす
抱きしめられる喜びが
彼の何かを癒すだろう……
防護服の男は、そう静かに胸を震わす
しかし
男の願いとは裏腹に
鈍い音が 部屋に響いた
男の目に映ったのは
胸ぐらを掴まれ、頬をはたかれた青年の姿
「…お前が… …お前が私の息子を…!
返して… …ねぇお願い！返してよ!!
聞いてるの!? どこよ！どこにやったの！？
お願いだから息子を返して…！」
女はすぐさま青年から引き剥がされ
数名に囲まれ、連れ出されていく
彼女は最後まで叫び続けていた
『 私の息子を返して 』と……
残った防護服の男は
ずり落ちかけた青年の体を抱え
椅子に座り直させる
その時目にした彼の瞳は
いつもと変わらず…… 冷えきっていて
防護服の中の男の
胸の内側を 震わせた
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サハラ(プロフ) - ぴぃちゃん サハラはお菓子作れません(笑) 計るのがダメなのです(^_^;) でも料理はちょっといい感じです♪ダイナミックです♪(笑)そして おっとりのんびり動じない…とよく言われます♪赤やピンクより 青や緑のイメージらしいです(汗)… (2011年1月15日 1時) (携帯から) (
レス) id: b75127c789 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ(プロフ) - ほんとに食欲旺盛で(-_-#)部活も引退してるので食べたら食べただけ太る(-_-#) ぴぃのｲﾒｰｼﾞは〜…お友達とかに料理やお菓子を作って“作りすぎちゃったから〜(^-^)”って日々おすそ分けしてそう！あ、サハラさんのｲﾒｰｼﾞですよ(^O^)最近乾燥して肌荒れが(*_*)← (2011年1月14日 17時) (携帯から) (レス) id: f1ccddccc9 (このIDを非表示/違反報告)
サハラ(プロフ) - マキ姉さんですら見つけられないとなると…手にいれてもだめか〜(；∇；)…見たいな〜…まぁ、もうすぐ去年のコンサートＤＶＤが出るし…それを楽しみに我慢します♪ (2011年1月14日 15時) (携帯から) (レス) id: b75127c789 (このIDを非表示/違反報告)
サハラ(プロフ) - にゃにゃちゃん いきましたよ〜 これからもファイトです♪ (2011年1月14日 15時) (携帯から) (レス) id: b75127c789 (このIDを非表示/違反報告)
サハラ(プロフ) - ぴぃちゃん わかる！学生時代のお腹のすきかたったら半端じゃなかった(笑)…今は食べるの面倒くさいときもあるのに…歳なのか!?(°□°;)… こたつに細工するとは…そちもなかなかやるの〜(￣ー￣)←誰!?(笑)… (2011年1月14日 15時) (携帯から) (レス) id: b75127c789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サハラ
| 作成日時：2010年12月19日 18時
