元彼の異常愛は強過ぎて… 【翔】６ (ページ10)

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そして眠っている夜は、あっという間に過ぎて

すぐに朝がきてしまった………

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次の日なんて一生こなくていいのに………

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A「…ん………もう朝、か…………………」

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目を覚ますと、辺りは明るくなっていた

窓からは眩しい程の太陽の光が射していた

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そして、恐る恐る隣に目をやると、そこには――――――…

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A「…まだ、いたんだ………………」

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隣を見ると、スヤスヤと眠る翔の姿が

また…ここに泊ったんだ。家に帰ってくれてもいいのに

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翔は…見た目は本当に、知的な美少年なのに………

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どうして…あなたは束縛彼氏なのだろう…………

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私はこのまま…この古びた廃墟で、翔と暮らさないといけないの？

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こんな所に一生暮らし続けるくらいならば、死んだ方がマシよ…

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ねぇ…翔

もういっその事、私の事…殺してくれてもいいよ――――――…？

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