◆１８２◆ ページ32
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智「…こんな時間に、どうしたの？てゆーか…あんた」
A「ごめん…今は、何も聞かないで………」
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こんな時間に急に押しかけて
しかも何も聞かないで、なんて…私、図々しい女
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智「わかったよ…何も気かないよ……………」
A「…ありがとう…………………」
智「とりあえず…家の中、入りなよ………………」
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私はお言葉に甘えて、家の中に入れてもらった
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智「ほら…とりあえず、ベットの上に座って…」
A「…うん…………………………………」
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智の部屋に入って、とりあえず…言われた通り、ベットに腰を下ろした
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智「…お茶でも入れてくるよ。待ってて…」
A「そんな…気をつかわなくていいよ………」
智「あのさ…A、あんたに…あんな酷い事言って…今更だけど、ごめん」
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智はそう言い残すと、部屋を出て行った
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その言葉に、何だか…私の重く沈んでいた気持ちが少し軽くなった気がした
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…何だ。なんか安心したな
やっぱ智は、なんだかんだで…優しいんだね……………
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それにしても…まさか、ストーカーが和也だったなんて………
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A「あれ………何だろう……あのドア………」
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ふと………もう一つ、ドアがある事に気付いた
隣の部屋に続くドアかな？なんか…変わった作りの部屋だなぁ
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しかも…そのドアの隙間は、少し開いていた…………
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私はまた、好奇心にかられた。どうして人間は好奇心を抑える事ができないんだろう
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作者名：みったん
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mittan/
作成日時：2013年2月1日 19時
