姫野家の守り神に一人の刑事が恋をした(怪異症候群）

警察署２ ページ10

美琴「ど､どうして？」


氷室「由佳くんから聞いたよ『ひとりかくれんぼ』を
　 遊び半分でやったらとんでもないことになった､と」


美琴「ゆ､由佳が『ひとりかくれんぼ』を…」


氷室「君達を巻き込まれたのは彼女の責任だ。
　 だが､許してやってくれ。彼女も悪気はなかったんだ」


美琴「・・・」


A「それだけで信じたの？」


氷室「神代家のご主人があり得ない状態で徘徊。
皿の上にはその生首。風呂場には長男の切断死体。
庭にはご婦人が腹を刺された状態で転落死」


氷室「これだけ見せつけられたなら君を疑う理由は何もないよ」


美琴「(どうして{君達}じゃなくて{君}なんだろう…)」


氷室「俺の仕事は､証言者と事件の確認だけだ.もうお家に帰っていいよ」


美琴「え？」


A「良いの？」

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