姫野家の守り神に一人の刑事が恋をした(怪異症候群）

警察署にて1 ページ9

A視点


A「・・・」


？「君は何者なんだ？まず人なのか？」


A「その前にあなた誰ですか？
(どうやって私を見つけたんだ？)」


？「失礼した。俺の名前は【氷室 等】という｡君は？」


A「私はAと言います」


氷室「Aか､いい名前だ」


A「ありがとうございます」ﾆｺｯ


氷室「あぁ。あとさっきの質問に答えてくれないか？
　 (綺麗な笑顔だな…)」


A「逆に聞きますがどうして人間ではないと
思ったんですか？」


氷室「勘だ」


A「そうですか｡だとしたら氷室さんの
勘は凄いですね」


氷室「やはり人じゃないのか」


A「はい｡おっとそろそろ美琴が起きるわね｡
少し席を外します」


氷室「わかった」


＊・＊・美琴視点・＊・＊


美琴「ん､ここは…どこ？A…どこにいるの？」


？「おや､起きたか」


美琴「貴方は？」


？「俺は氷室 等という者だ」


美琴「そう､ですか｡……ここは？」


氷室「ここはｋ「菊川警察署よ」Aくん…」


美琴「A！！」


A「美琴､調子はどう？」


美琴「まぁ､まぁ良い方よ」


A「そうか､無理はしないでね
(十分の七割くらいしか回復してないのに)」


美琴「うん。あの…氷室さんは何か用がありますか？」


氷室「あるとも。美琴くん､君はあの日､何があったんだ？」


美琴「話しても良いですけど……
どうせ信じてくれないんでしょう」


氷室「呪われた人形の事か？安心しろ｡
だから俺が担当してるんだ」

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