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それからいろいろな人たちが来て、バスケ部の面子一人一人から同じようなことを言われた。
まずは黄瀬君。
「すごいっすね〜!あの赤司っちと同じなんて……。
あ、そういえばこの間より点数上がったッス。
これで赤点免れったっス。
ありがとう」
「それは良かったです」
次に紫原君。
「すごいね〜。結果見たよ〜。
これからもがんばってね」
「ありがとうございます」
その次は桃井さん。
「Aちゃん凄いね!
おどろいちゃった!
今度教えて!」
「ありがとうございます。
時間があれば……」
そしてその次は青峰君。
「すげーな。あと赤点はとらなかったぜ」
なんかそろそろ疲れてきた。
「……ありがとうございます。良かったですね」
最後に黒子君。
凄い寝癖だった。
「おはようございます。
赤司君を超える人なんて初めてだと思いますよ。
すごいですね」
なんかもう答える気もしない。
「……ありがとうございます」
ようやく、それで終わった。
はぁ、とため息をついていると横から赤司君に声をかけられた。
「大丈夫か?なんか店の定員みたいになってたぞ」
大丈夫じゃないね。
あ、たしかにありがとうございますばっか言ってたから店の定員みたいになってたかも。
「あ、そういえば合宿のことなんだが」
と、赤司君は話の後に切り出してきた。
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桔梗(プロフ) - せいじゅーろ。さん» ありがとうございますっ!頑張りたいと思います! (2014年8月7日 9時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
せいじゅーろ。(プロフ) - 面白いですっ(*^^*)更新めちゃ楽しみにしてますっ (2014年7月30日 18時) (レス) id: 4cf73ddbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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