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でも頷きながら、あっと思ってしまう。
黄瀬君と青峰君がいないと練習があまり成り立たないっていうか・・・。
それを赤司君に言うと
「面倒くさいことになったな」
とため息をついていた。
まあ確かに面倒くさいけど?!
私はそう思いながら黄瀬君と青峰君の近くに行き話しかける。
もちろん3mは離れているよ。うん。
「二人は合宿、行きたいんですよね?」
「もちろんッス」
「そりゃ、まぁ」
「私でよければ何ですけど、あの、教え、ましょうか?」
あまり話さないので少したどたどしくなってしまったかな?
ま、言いたいことは分かっただろうし。いいよね?
そして私の言ったことを聞いた二人の目が光に満ちていた。
「いいのか!?」
「え、まぁ。はい」
「お願いするッス」
そう言って私に抱きつこうとする黄瀬君。
いやいや、こられたらたまんないから。
私はそう思いながらすっと後ろに退いた。
そんな私を見てもどんどん近付いてくる。
あなた、何するんですか?私に。
私は少し怖くなって赤司君の背後に回り込んだ。
この学校でこんなに近付ける人赤司君しかいないし。
赤司君を見ると・・・はっ?なんかこの人あやしく笑ってるし。
えっ、ちょ。なに。私が自分から赤司君の所に行ったから?
いや、でも今のは不可抗力でしょ?ね?
そんな私たちを見て黄瀬君はピタッと止まった。赤司君つよ。
そして私はほっと安堵のため息をついた。
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桔梗(プロフ) - せいじゅーろ。さん» ありがとうございますっ!頑張りたいと思います! (2014年8月7日 9時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
せいじゅーろ。(プロフ) - 面白いですっ(*^^*)更新めちゃ楽しみにしてますっ (2014年7月30日 18時) (レス) id: 4cf73ddbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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