05話 ページ7
新しい家へとはいる
ベランダもある、白くて新しい匂いのする自室
自分のベッドへ転がり、息を吐く
「…引っ越して一日で色々あるな…」
『大丈夫ー?』
「まあ…大丈夫だよ…それに、これから旅をするかもなんだ
これぐらいでへばったらつまらないじゃないか」
起き上がり、水分を一口含む
「A〜、ちょっといいかしら」
「…?なに、お母さん」
「これ、この地方特有のものらしいんだけど…スマホロトムって言うんだって
ポケモン図鑑にもなるらしいし…きっと、あなたに必要になるかなあ、と思って」
そういい、スマホロトムを手渡される
電源を入れると「ケテ!」という声を出しスマホロトムが浮かぶ
ちょっとだけ驚いた
『はじめましてだロト〜!!』
「え、あ…はい…」
『およ?ロトムの声が聞こえる人ロトか?
すごいロト!!!』
自分の周りをぐるぐると回るスマホロトム
というより、本物のポケモンが中に入っているって面白いな…
アローラでもロトム図鑑、とかあったけど…
しかし、実物を見るとなんだか面白いな…
シンオウにいるロトムと合わせたらどんな反応をするのだろうか
「じゃあ、お母さんちょっと買い物行ってくるから…
もし、散歩へ行くんだったらあんまり遠く言っちゃダメよ
あなた体が弱いんだから」
「…わかった」
いい子、といい部屋から出ていく母親
それを見送ってからロトムへ目をやる
『君は体が弱いロト?』
「うん…普通の人より体がちょっとね…
でも、どうしても旅へ出たいんだ。
ねえロトム、ガラル地方の情報を知りたいんだ、どういう気候でどういう環境があるのか教えて」
『もちろんロト!!』
そういい、色々と情報を画面に出してくれるロトム
シンオウ地方では見られないポケモン、フェアリータイプ…ワイルドエリア
そして特徴的なジムチャレンジ
ジムチャレンジしたいな…
したいんだが…たしか、これ…推薦状がないとできなかったよなぁ…
くそう…そこだけが残念だ…
「ありがとう、ロトム…
そうだ、ちょっとみんなで散歩しにいこっか」
『ぼくはいいロトよ!』
『僕も〜!』
『ぼくも!』
「じゃあ、ちゃんと水筒もっていこっか」
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年12月16日 15時) (レス) @page20 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - ポケモン落ちの夢小説は大好きなので、とても嬉しいです!もしよろしければ、ハッサムも手持ちにいれてくださると嬉しいです。更新頑張ってください!応援しています! (2021年8月17日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユヅキ | 作成日時:2021年8月15日 14時