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神山が教室に戻る途中で引き止めた。
土方:神山!もうちょっとよく話せ!
A:話しました。
土方:あのままじゃ後悔するぞ。
A:しませんよ、言いたい事は言いました。後はあの人たちが決める事です。
さっきまでの覇気は嘘のように無くなっている。
土方:そうかもしれねぇが、そんな事してたらいつまで経っても――
A:あの人たちが口を出さないのは私が、怖いからですよ。
土方:!?
A:理由はあの人たちに聞いてくださいよ。私の口からは嫌なので・・・失礼します。
神山は深く頭を下げると戻って行った。談話室に戻り、両親から話を近藤さんと俺で聞く。
話を聞いていると分かるのは神山がどれだけ苦しんだか手に取るように分かった。
それに気づけずに、ただ、「小さい時からおかしかったの」と終わらせる
この両親の方がおかしいと俺は思った。
土方:で、あんたたちは娘一人が望んで精神施設に入ったと思っているのか?
お母さん:自分から頭を下げて行った、さっき申し上げたとうりです。
土方:・・・ふざけているのか。
近藤:トシっ・・・!
土方:虐められて、施設に入って、この子はおかしい?俺は子ども一人の気持ちに気づけない
テメェらがおかしいと思うがな。
近藤:トシ!・・・すみません。
土方:フンッ))・・・。
神山の両親は怒りを露にして帰って行く。
近藤:トシ!、お前はまた――
土方:近藤さん、あんたもおかしいと思っていたんだろ。
近藤:・・・思っていたが・・・黙って、耐えているので精いっぱいだった。
土方:あんたらしいよ。
職員室に入ると、たまたまいた原田と永倉に話した。
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銀(プロフ) - 面白くて何よりです。主人公さんは結構がさつな所もあっていいかな?と思ってます。 (2014年3月28日 14時) (レス) id: dcb2fece48 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪(プロフ) - 主人公ちゃん辛いのに我慢してるんですねとてもいいお話です!ガラス割るのに総司と気があったところはおもしろかったです(*^^*) (2014年3月28日 13時) (レス) id: 9dc2801468 (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - ありがとうございます。凄く不満だらけの文で、満足はしていません。更新頑張ります。 (2014年3月27日 18時) (レス) id: dcb2fece48 (このIDを非表示/違反報告)
ひぬぅあー(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつも楽しませてもらってます!これからも頑張ってください! (2014年3月27日 17時) (レス) id: c132383988 (このIDを非表示/違反報告)
雨星 - 前作から読ませて頂いてます!凄く面白いです!書くのお上手ですね…羨ましいです(о´∀`о) (2014年3月27日 17時) (レス) id: 7cb2969349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鬼の子 | 作成日時:2014年3月27日 15時