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40 斎藤side ページ14

学校を出ていく神山に気づいたのは土方先生だった。



土方:神山、あいつさぼりる気か・・・斎藤、神山を連れ戻してきてくれ。

斎藤:分かりました。



校門に向かう。その時点で姿が見えなくなっていた。辺りを探すが居ない。

マンションの管理人に帰ったか聞くが「見てないよ」と返された。

商店街に入る、ふと会話が聞こえた。「女の子を?」「えぇ、さっき追いかけて行ったわ」

その会話に耳を澄ます。



おばちゃん1:どこの子?

おばちゃん2:多分、薄桜学園の制服だったわ。

おばちゃん3:女の子って千鶴ちゃんかい?

おばちゃん4:違うわよ、千鶴ちゃんはそんな事無いわよ。



まさかとは思った。神山じゃないのか?焦りが出た。



斎藤:(神山・・・!)



探し始めて間もなく、一向に見つからない。



男1:さっきの女子、見た?

男2:見た、見た、すげぇ速さで厳つい男から逃げてたよな。

男1:正直3人相手に何したんだろうな?



違う学校の生徒の会話に反応する。その男子生徒の肩を掴む。



斎藤:その女子はどっちに行った!?

男1:えっ、あっ・・・あっ、あっちです。

斎藤:・・・すまない、感謝する!

男1:は、はい。



人通りのないトンネルから声が聞こえ、走る。そこには膝を付き、下を向く神山の姿。

怒りが込み上げた。

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(プロフ) - 面白くて何よりです。主人公さんは結構がさつな所もあっていいかな?と思ってます。 (2014年3月28日 14時) (レス) id: dcb2fece48 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪(プロフ) - 主人公ちゃん辛いのに我慢してるんですねとてもいいお話です!ガラス割るのに総司と気があったところはおもしろかったです(*^^*) (2014年3月28日 13時) (レス) id: 9dc2801468 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます。凄く不満だらけの文で、満足はしていません。更新頑張ります。 (2014年3月27日 18時) (レス) id: dcb2fece48 (このIDを非表示/違反報告)
ひぬぅあー(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつも楽しませてもらってます!これからも頑張ってください! (2014年3月27日 17時) (レス) id: c132383988 (このIDを非表示/違反報告)
雨星 - 前作から読ませて頂いてます!凄く面白いです!書くのお上手ですね…羨ましいです(о´∀`о) (2014年3月27日 17時) (レス) id: 7cb2969349 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鬼の子 | 作成日時:2014年3月27日 15時

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