ど う し て こ う な っ た 【歌い手】

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しばらく時が経ち(早いけど)文化祭
前日の朝…

文化祭…そういえばそんなのあったな…

執事か………ま、さとジェルいるしいいか！

ね！うん！大丈夫だよね！



……このミッキーパスケース使ってねぇな…



カバンにつけよう！…さところとお揃いで！うん！


まだ時間あるし、2人の家行くか…

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ｶﾞﾁｬ

『さとみ〜！！来たぞ〜』

さとみ家はなぜか家の鍵が開いてるので普通に入る。


さ「ん〜はよぉお……え……A…！？」

パジャマ姿のさとみが出てきた。

『よ、来たぞ〜』


さ「あ、え…なんで…？」


『このミッキーお揃いでつけよぜ〜』

パスケースを指差しながら言った。


さ「そんなことで来たの…?別にいいけど」


『お揃いだなぁ〜！いいな、なんか青春してない？』


さ「だな〜青春青春！」


『ま、さとみ着替えてきなよ』


さ「あ、そうだわw着替えるわ」

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2人でお揃いのパスケースをつけて歩く。


なんだろう……なんかね…楽しい！w


ころちゃんはさっきLINEで送っといたから多分大丈夫。


『なんか楽しいわ〜』


さ「それな〜A〜ぎゅ〜」(唐突)


さとみは俺にバックハグをした。


またこれが続くのだろうか…


『さとちゃんかわいいですね〜』



さ「ww何してんだw」


え、知らね。
なんて茶番をしていたら学校につきました。


校門をくぐれば…




ｷﾞｬｧｧｧｧｧｧ!!!!

[またバックハグ！ご馳走様です…！]

[まって尊い…つらい…]

[お揃い…だとぅ！？]

[本当だ…お揃いでパスケースつけてる…！]


なんて会話がちらほら。
お揃いに気づくの早いなw


さ「お揃い…いいな…」


『よかった〜…』


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教室に入ればジェルからの質問攻め。


ジ「マジでディズニー行ってきたん！？」

ジ「俺ともお揃いしようや〜！」


などと。

俺は全然いいけどさ…


さ「はぁ？んなのさせるかよ！」


どうしたさとみ。(鈍感)


ジ「おぉ…嫉妬？w」


さ「な…ｯ…はぁ…」


『大丈夫か…？さとみ？』


聞いてみると…


ジ「Aのせいやで〜w」


『え、なんで…？なんかした…？ごめんな…？さとみ…？』


さ「…ん〜！！」


そういうとさとみは俺の背中に頭をグリグリと押し付けてきた。








さ「あーもう……くっそ…」

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