もう1人のメンバー 《stpr》

４　ドッキリ　ターゲット側 ページ5

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相手はさとみだった。

『なんなんちやまっことわれら(マジでお前ら)。仲良すぎかよ。絶対何かやっちゅーやろ。』

さとみ［おいおい、いきなりどうしたんだよ。］

『こっち風呂入ってんの。ごとごと(ゆっくり)してぇの。なのにさ、われら(お前ら)さ、俺にさ、電話をさ、掛けすぎじゃね？』

さとみ［何の話してんだよ。］

『今んとこジェル以外から全く同じ理由で電話がかかってきゆーがぜよ！！ええ加減執拗い！』

さとみ［だからって俺にキレるなよ。］

『キレたくもなるろ！どうせわれ(お前)も俺の声聞きたかったとかそがな理由やろ！？』

さとみ［お、よく分かったな。］

『ごとごと(ゆっくり)させてくれ！！』

さとみ［ごとごとって何？］

『ゆっくりさせてくれって事ちや！！』

さとみ［すればいいじゃん。］

『やったら電話かけてくんな！！』

さとみ［それは無理じゃね。］

『なんで！？簡単やろ！？電話をかけん。それだけやろ！！』

さとみ［声聞くには電話かけるしかねぇだろ？］

『まぁ…確かに…。』

さとみ［でも、ジェル以外から電話かかってきてるとは思わなかったわww］

『どうせわれ(お前)の後にジェルから電話かかってくるぞ。自信がある。』

さとみ［そーかよ。じゃ、電話きたら教えてくれよ。今度皆に話そうぜ。］

『笑い事じゃねぇんちや。こっちは疲労困憊しちゅーってのに…。』

さとみ［はははwwじゃーな。］

『おう。もう掛けてくんなよ。』

電話をきられ、風呂場を出た。

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