もう1人のメンバー 《stpr》

５　ドッキリ　ターゲット側 ページ6

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風呂から出て、リビングでアイスを食いよったら、案の定、ジェルから電話が掛かってきた。

『お待ちしてましたぜよ？俺の声が聞きたいジェルさん。』

ジェル［え…どないしたん？］

『どうしたもこうしたもあるか。われ(お前)で最後。全員から電話かかってきたんちや。声聞きたいってくだらん理由で。』

ジェル［くだらんくはないやろ。］

『くだらんよ。俺の声が聞きたい？知るか、そがなもん。』

ジェル［…キレてる？］

『キレるわ馬鹿。』

ジェル［wwwwテッテレー！ww］

『あ"？』

莉犬［ドッキリでしたー！］

『…………。』

るぅと［何処でドッキリだと気付くのか。これが、今回のドッキリの内容です。］

『…………はぁ、それで？』

ジェル［滅茶苦茶キレるやんww］

ななもり［あわよくばキレさせようって話してたんだ。］

『で？』

ころん［何処でドッキリって気付いた？］

『ころんからの電話。』

ころん［俺かよ！］

さとみ［いつもキレないAがキレたのは時間帯の所為？］

『それ以外何があるんちや糞が。俺、われら(お前ら)と1週間口聞かんからな。』

莉犬［え！？やだよ！？］

『嫌だとか聞いてんから。』

俺は電話を切る。

その後も鳴り続けちょったスマホを、俺は知らんぷりした。

次の日、6人全員に家に凸られたのは言うまでもない。

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