Ⅵ.無口少女は実力派エリートの妹だった！？【ワールドトリガー】 (ページ6)

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通信を悠兄につなげる

深「聞いとるか、悠一」

迅「はい、呼びましたか。智稀さん」

深「俺らの戦闘データを二つの部隊に渡しとけ」

迅「はい、てかもう渡してます」

深「そうやろうと思って言ってみたわ」

迅「Aも気落とすなよ。じゃあ智稀さん、あとはお願いします」

深「んーまかせときぃ」

師匠がそういうと通信が切れた

深「さて、Aはまだまだお子様やのぉ。うちの楓翔の方が大人やな」

あ「…なにも言えないです。悠兄も私が連絡することが見えてたか」

深「お前もじゃ！」

師匠がいうとおでこにデコピンされるのをみた

深「よけんな」

しかし師匠の行動の方が早くデコピンを食らってしまった

あ「うぅ、イタい」

深「なにがイタいじゃボケ」

あ「誰がボケですか」

深「はぁぁぁぁ」

師匠に目の前ですごい長い溜息をつかれた

なんか最近うまくいかない…

深「あのなぁA。悠一にも言ったことはあるがAのそれが全てちゃうねん。そんなん未来、行く先が見えて進んで行くことは楽やね。見えても苦しかないときもあるわ！でもなそれがまっすぐに行かんのが未来やねん！なんでもは決められてない。自分で作って行くんじゃ、ドアホぉ！！」

あ「それはそう、そ、そぅ……」

だめ、ないちゃ、

深「ほんまアホやな、Aは」

ポスッ

あ「あ、アホじゃないです」

師匠は泣きそうな私をアホと言いながら胸を貸してくれた

私が一番の子供かもしれない