異変5 ページ9
A「じゃあ、元に戻ろっか」
(黄瀬)「そうッスねー、もう外真っ暗ッス!」
最初は驚いたけど、なんだかんだ言って楽しかった。私は高身長に憧れていたため、今経験できて良かった。
…それに、黄瀬君に対する苦手意識が少しだけ無くなった。話してみると面白かったし…。
ただチャラっとは相変わらずしていたから、苦手なのは変わらないなぁ。
桃井「いいなぁー二人だけ入れ替われて!
私も入れ替わってみたかったなぁー!」
さつきが羨ましいそうに私たちを見る。
あれ……そういえば、なんでさつきだけ何も無かったんだろう?
あの魔法陣の中にちゃんとさつきも居たのに…
私とさつきは指定された位置に居た。でも、なんで私と黄瀬君だけだったんだろう?
(黄瀬)「また今度やればいいじゃないッスか!今日はもう暗いから、帰らないッスか?」
桃井「…そうだね!この都市伝説は本物みたいだし、何時でもできるよね!」
三人だったから、ランダムに入れ替わっちゃっただけかな…?まぁ、いっか。
A「それでさつき、元に戻る方法は?」
桃井「ちょっと待ってね!今調べてみるから!
…あれ?
…
…え!?嘘、なんで?!」
さつきがスマホを操作してからほんの数秒。
青い顔して焦り始めた。
…あ、嫌な予感。
これ絶対良くないことが起こってるよね?
(黄瀬)「ど、どうしたんスか…?」
黄瀬君もそれを感じ取ったのか、青い顔をしながらさつきに声をかける。
桃井「…えっへへー!ごっめーん二人共!
何かよく分からないけど、さっきまでの都市伝説サイトがねっ!
いつの間にか消されちゃってるー!アハハ!」
A「ちょっとちょっとちょっとちょっと!!?笑い事じゃないよ!?」
え、待って!?っていうことは!え!?
元に戻る方法が…分からない……!?
A「嘘!?」
桃井「本当」
A「嘘!」
桃井「本当」
A「Lie!」
桃井「truth!」
(黄瀬)「らい?とぅるーす?なんスかそれ」
A「うるさい黄瀬君黙ってて」←
(黄瀬)「え、あっハイッス…」
それじゃあこれからはこの体で、
黄瀬涼太として生活していくことになるの!?
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hay(プロフ) - 外園南さん» ありがとうございます!はい、頑張ります! (2017年8月23日 17時) (レス) id: 433da372d6 (このIDを非表示/違反報告)
外園南 - 面白い!続編も頑張ってください! (2017年8月23日 14時) (レス) id: 875a9367f9 (このIDを非表示/違反報告)
hay(プロフ) - アミットさん» ありがとうございます!嬉しいです!黄瀬君はいい人なんですよ(キリッ)お風呂のお話はこの作品が一通り完結した後、番外編みたいな感じで書こうと思ってますので、それまでお待ち下さい! (2017年8月18日 23時) (レス) id: 433da372d6 (このIDを非表示/違反報告)
アミット - やばいですwwめっちゃ見てて面白いです!なんか黄瀬がいい人で驚いてますwあと、気になったのですが、二人はお風呂どーしてるんですか? (2017年8月17日 23時) (レス) id: cdec8a6db8 (このIDを非表示/違反報告)
hay(プロフ) - 彩乃さん» コメントありがとうございます!面白いですか?楽しんでいただけて嬉しいです!はい、頑張ります! (2017年8月3日 23時) (レス) id: 433da372d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hay | 作成日時:2017年6月3日 14時