モリノコビト。＊2＊

小人(兄)は好奇心旺盛 ページ5

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「いや、でもその…(汗)」




どうしたものかと、しどろもどろになる翔


そこに、潤が畳み掛けます




『何か様子がおかしい様ですが、何処か具合が悪かったりしてるんじゃないですか？

何でしたらこのあとの仕事を明日に回す事も出来ますが、どちらにしても貴方の状態を確認したいので入れて下さい』


「で、でも…(汗)」


『翔さん！』


「Σはいっ！！(汗)」


『オープンザドア！！』


「Σはいぃっ！！(汗)………はっ。」




潤の剣幕に圧されてうっかりドアの鍵を開けてしまう翔


しまったと思っても後の祭り

すかさず潤が部屋の中に入って来てしました




「お邪魔致します。」


「Σいやっ、マジ散らかしててっ！！(汗)」




慌てて玄関へ飛んで行った翔は、それ以上中に入らせまいと潤の肩を掴みました

その手を振り解いて、潤は廊下を進み部屋の中へ入ろうとします




「何か怪しいですね翔さん

これから仕事だと言うのにまさか女性を連れ込んだりしているんじゃ無いでしょうね？」


「Σそっ、そんな訳ないだろっ！！(汗)」




部屋の中へ入ろうとする潤と、それを阻止しようとする翔

二人が廊下で揉み合いをしていると、そこに




「ねぇしょーくん、そのお兄さん、だぁれ？」




騒ぎを聞いた好奇心旺盛なサトシが、部屋からひょっこり顔を出しました




「Σわーっ！！！(汗)」




サトシが部屋から顔を出し、しかも喋ってしまうのを見た翔は

慌てふためいてサトシを拾い抱き抱えて隠しました


それを、潤がものごっついジト眼で見て言いました




「………翔さん、それは一体…？」




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