二人とも事務所の稼ぎ頭です ページ16
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小人の兄弟を自宅に残し、仕事へ出掛けた翔でしたが
サトシが、またお腹を空かして泣いてはいないだろうか
とか
やっぱり森が恋しくなって寂しくなってしまってないだろうか
とか
カズナリが、再び機密文書を開いて良からぬ事をしちゃいないだろうか
…とか。
そんな事を考えて
移動の間も仕事をしている時も、ずっと小人たちの事が気掛かりでなりませんでした
「…早く帰んなきゃな」
「しょーちゃんおっかえりぃ〜♪」
何はともあれ、仕事が済んだら直ぐ様帰ろうと、翔が直ぐに帰れる様に荷物を整理しているところに
一人の男が、翔に元気に声を掛けつつやって来ました
「ああ、相葉くんか」
「あいばくんだよー」
やって来た男は、名前を相葉雅紀と言って、翔と同じ事務所に所属する
明るく素直なキャラクターが万人に愛され、バラエティー番組に引っ張りだこで
時には、カンガルーとボクシングをしたりライオンとサッカーをしたり
時には、ディスコスターと称してCDを出したりするマルチタレントであり
翔にとっては、芸能界では唯一と言って良いほど何でも話せる仲の良い友人でした
「ねぇねぇ、しょーちゃんお土産はぁ？」
ニコニコ人の良さそうな笑顔を振り撒き、翔の元へやって来た雅紀は
そう言うと翔の肩に腕を掛けて、彼の手元の荷物の中を覗き込みました
「ああごめん…ちょっとバタバタしちゃって買ってる暇が無かったんだ」
「ふうん、そーなんだ？」
何せ、小人の兄弟を連れていた翔に、お土産を買う余裕なんてある訳などありませんでしたから
何時もはキッチリ行った国が解る土産物を買ってくるのに、何にも誰にもお土産を買わずに帰って来てしまっていたのです
けれど
雅紀はそんな事は大して気になからなかったらしく、気の抜けた受け答えを返すと
ストンと翔の隣の椅子に腰掛けました
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山花(プロフ) - 見てきたよ〜読んできたよ〜初コメだったよ〜 面白かったよ！！ (2016年9月23日 0時) (
レス) id: 2175026763 (このIDを非表示/違反報告)
ｓ猫ｓ(プロフ) - 蓮花さん» お待たせして申し訳ないです。さっき鍵を開けましたので、もうご覧頂けます。 (2016年9月23日 0時) (レス) id: 0bbe67d7c1 (このIDを非表示/違反報告)
ｓ猫ｓ(プロフ) - 山花さん» ちょっと遅くなったけど今鍵あけましたー (2016年9月23日 0時) (レス) id: 0bbe67d7c1 (このIDを非表示/違反報告)
蓮花(プロフ) - 12時過ぎたけど見れない…(T^T)朝を楽しみにしてます〜 (2016年9月23日 0時) (レス) id: eec844ebe1 (このIDを非表示/違反報告)
山花(プロフ) - 楽しみ！！ (2016年9月23日 0時) (レス) id: 2175026763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：s猫s
| 作成日時：2016年8月21日 16時
