モリノコビト。＊2＊

作者的には野菜〇活が一番好きっす ページ14

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「ほんとだ、イケますね」


「でしょおー、おいしいよねぇ」


「気に入ってもらえて良かったよ

ああそうだ、野菜ジュースとか飲む？」


「なんだかわかんないけど、のむぅーっ！！」


「ふふふ、ちょっと待っててね(笑)」




何だかわからないけど飲むと言う、サトシの元気な返事を聞いた翔は

またキッチンへ行くと、今度は冷蔵庫から野菜ジュースを取り出しました


それを、良くゆすいだペットボトルのキャップに注ぎます




「これなら一人で飲めるでしょう？」




翔は、ジュースが溢れない様に慎重に運んだペットボトルのキャップを

ゆっくりと、サトシに差し出しました




「うん、ありがとう」




両手でキャップを受け取り、翔にお礼を言ったサトシは

キャップの中の液体をしげしげと眺めました




「…なんか、血みたいなお色。」


「え？…ああ、トマトとニンジンの赤だよそれは

色んな野菜が入ってるから、栄養たっぷりで…甘くて美味しいよ？」




ジュースの色を見て、ちょっと不安そうな顔をしているサトシに、翔がそう言うと

難しい顔をしていたサトシの顔が、ぱあっと明るくなりました




「これ、あまいの？///」


「うん。フルーツも入ってるからね」


「わあい、僕あまいのだぁいすきぃ♪」




普段、あまり甘いものを口にしない小人の兄弟でしたが

実は、甘いものが大好きだったサトシは

ジュースが甘いと聞くと、大喜びで両手に持ったペットボトルのキャップを口に運びました




「…んく、んく、んく……ぷっふあ、おいしぃいーっ！！////」




キャップの中のジュースを、半分ほど一気に飲んだサトシは

満足そうに舌舐めずりをすると、キャップをカズナリに手渡しました




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食ったら寝る。→←パンの買い置きは無かった模様です

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