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楽しそうに笑いつつも、コンちゃんたちに、水をかけられてるらだくんを眺めていると、
『ひゃっ!?誰っ!?』
誰かに水をかけられた。
かけられた方を確認してみると、
kyo「さっきのお返しや。」
と、ニヤッとしながら言うきょーさん。
うわぁ…陰湿…。
kyo「誰が陰湿や。」
『いや、そんなことね…?てかさっきのはきょーさんがかけてきたからかけ返しただけだし!!きょーさんの方が一回分多い!!』
kyo「あからさまに話変えたなぁ…。それにお前めっちゃ子供っぽいこと言ってんで?」
そうきょーさんに言われる。
私が子供っぽい…?
ど、どこが…?
『僕は、子供っぽくないでーす。』
kyo「…そういうとこや…。てかお前たまに一人称「僕」になるよな。」
『そう言われれば…。』
そう言いながら、今までの事を思い返すと、ふと一人称「僕」の時が多いなと思った。
なんでだろうね。
でも少なくとも、
『多分、弱く見られたくないんだと思うよ…。』
そう思う。
kyo「安心しろお前は充分強いわ。」
そう言って、水をかけられる。
『きょーさん…。』
『いいこと言っておきながら水をかけるのはやめなさい!!』
そう言って、きょーさんに水を掛けようとしたら、
『わっ…!?次はどこから…?』
またどこかから水がかかってきた。
もう怖いって。
少なくともコンちゃんたちは、らだくんとじゃれあってるし…。
あれでも待ってよ…?
さっきからレウさんのこと見てない…。
そう思って、見回すと、少し照れ臭そうに、
re「今の…俺…。」
と言っているレウさん。
『レウさん…。びしょ濡れにしてやるー!!』
そう言って、レウさんに水をめっちゃかける。
re「わっ!?ちょっ、冷たっ!?ごめんって!!」
『よし。』
謝罪の言葉を頂いたので、流石にもうやめといた。
さて、じゃあそろそろきょーさんに…。
そう思った時、
『冷たっ!?ねぇ!!きょーさん!!三回目!!』
またもや背後から水をかけられた。
それにさっきより多めだし…。
kyo「よそ見してんのが悪いんやろw」
そう言われると、ご最もなんですけど…。
『でも、お返しはさせて?これじゃ腑に落ちない。』
こんなにびしょ濡れにされて、仕返しなしとか腑に落ちなすぎる。
それに若干肌に服くっついてるし…。
おのれ、ばどきょー。許すまじ…。
kyo「掛けれれば仕返しすればええやん。」
その言い方だと絶対逃げるじゃん。
逃がすもんか。
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リア充暗殺隊隊長のミドロ - らだーお…月が綺麗ですねで耳真っ赤とか初心だねぇ…そうだね、昔は男の子も女の子も大差なかったのに歳を重ねていくと心身ともに成長してって青春になるんだなぁ…(?)更新頑張ってくだせぇ…_(:3」∠)_ (3月25日 1時) (レス) id: c6ae5f89f4 (このIDを非表示/違反報告)
楓生(プロフ) - 楓生さんFC会長のミドロさん» ほんとにありがとうございます!!更新頑張ります!! (1月27日 8時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
楓生(プロフ) - 楓生さんFC会長のミドロさん» めちゃくそお久しぶりです!!最近少しモチベ落ちてましたがやる気出てきました!!めっちゃ書いて更新したるでぇ!! (1月27日 8時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
楓生さんFC会長のミドロ - 更新頑張ってください…!僕、心から応援しています! (1月26日 0時) (レス) id: c6ae5f89f4 (このIDを非表示/違反報告)
楓生さんFC会長のミドロ - らだおったら、レディに羽織をかけてあげるなんて優しいじゃん…。夢主ちゃん…そんな闇深いことを思っていたのね…俺まで心が「きゅっ」ってなるよ…。やっぱ楓生さんの小説は次の展開が読めなくていいんですよね、だから夢中になってどんどん読んじゃいます(笑) (1月26日 0時) (レス) @page17 id: c6ae5f89f4 (このIDを非表示/違反報告)
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