どうせなら、雪になって消えたい【鬼滅の刃】

三. ページ3

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実弥｢....切腹するからなんだというのか。死にたいなら勝手に死に腐れよ。何の保証にもなりはしません｣



煉獄｢不死川の言う通りです! 人を喰い殺せば取り返しがつかない!! 殺された人は戻らない!!｣





....意味がわからない


だったらここにいる私は一体なんなのだ


あなた達はこの私とその少年になんの違いがあると思っているのか



それに、私は少年の勇気にかなり感動している


鬼の妹を連れてここまで来ている


そんな勇気が私にあったなら...









｢お館様。｣




柱｢｢｢!!!?｣｣｣




お館様｢....なんだい。A｣



A｢私も鱗滝左近次殿と冨岡義勇に並んでこの命、その少年と鬼の少女に懸けましょう｣



義勇｢.....っ!?｣





実弥｢....おい雹山てめェ....｣



宇髄｢なんのつもりか知らねぇが、お前が口を挟むな。派手に刻むぞ｣



A｢それはこちらのセリフです。この私が生かされているのですよ? ならば私と少年達になんら差はないはずです｣





ちがう、差なんてない


私は"何もしていない"けど



少年達だって何も悪くないじゃない


鬼が、鬼舞辻無惨が一番悪い



妹を救いたいだけの彼が殺されるのはあまりにも残酷だ









私の命じゃ何も響かないかもしれないけど


少しでも柱達が納得してくれるのであれば....







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