platonic love... (ページ27)

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story２５ページ27

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い、言ってしまった･･･
すると、彼に難しい表情をしていたため
何かまずいこと言ってしまったかな･･･と思っていたが
待っているとゆっくりと、話し出した

「ありがとう･･･やべー、すっげー嬉しいんだけど。」

顔を赤らめながらも私の顔を見て微笑んでくれる
その姿がたまらなく愛おしい

『本当は、お試し期間終わってからでも良いのかなっても思ったんです。でも･･･どんどん好きって言う気持ちが溢れてくるみたいで、抑えきれなくて･･･。』

「俺もね、まだ1週間ぽっちだけど一緒にこうやって過ごしてさ、もう愛おしくて愛おしくて仕方ないわけよ。」

その言葉が、嬉しくて顔がニヤついてないか心配になる

「だから･･･あの、改めて･･･、Aが好きです。俺と付き合ってください。」

『はいっ･･･、よろしくお願いしますっ。』

もうそれ以上の言葉が出てこない
ただ、ただ幸せという気持ちでいっぱいだった

彼が木曜日オフの為、一緒に帰らないかと
聞かれたので、快く誘いを受けた

━━━━━━━━━━━━━━━･･･

昼休みが終わり、教室へ戻り
掃除の準備をしていると凛ちゃんが
ニヤニヤした顔でこちらに歩いてくる

「どうだった？」

周りに聞こえないトーンで話を返す

『こ、告白してきた･･･』

「それでそれで？」

『一静さんから改めて告白された･･･。』

「そんなもん当たり前じゃーん！他は？」

『他は･･････キス･･･とか？』

「いやーーーんついについにっ！」

『声でかいっ！(笑)でも色々ありがと、ね』

「あら、ごめんつい(笑)なんの、わたしは何もしてないよ」

『あ、それと･･･木曜日一緒に帰ることになったの』

「んー！オフだもんね。お兄ちゃんもさすがですな」

嬉しそうな凛ちゃんを見て、私も顔が緩む
これが恋バナというやつなのでしょうか･･･

「じゃあ将来、私たち家族になるかもしれないね？」

そう言うと掃除場所へと去ってく
何の事かよくわからなかったが
冷静になって考え、理解した瞬間
顔から火が出るかのように熱くなる

結婚･･･ってことよね？

まだ16歳、結婚なんてものは頭にもなかった
これから先どうなるんだろう

不安と楽しみで胸がいっぱいだった