新 優秀なマネージャーは天然で。【黒子のバスケ】

灰「10話目だってさ。」 ページ13

屋上の重たい扉を開けて貯水タンクの上に上った。


紅「祥吾。起きてる？」

灰「...。」


　こんな所で寝て暑くないのだろうか。

　久し振りに顔を見た気がする。

　...何か、小さい頃より少し大人になった気がする。

　中学入ってから少しばかりヤンチャになったけど、

こんな奴でも幼馴染みだし、大切な家族のような感覚。

　バスケだって私が選手としてはいれない代わりに、色々アドバイスとか教えてほしいって。

　私とバスケを繋げていてくれた。

　優しい。そう...昔から。

　私が淋しいと思ったときにいつも傍に居てくれた。

　兄のような、最近じゃ弟のような。

　かけがえのない存在。


灰「何で泣いてんだよ。」

紅「11話目。(2週目回って来るなんて...)→←虹「9話目だな。」

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