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月島君と別れてから翔陽の元へ向かった
教室の前まで行くとさっきまで私が連れてきた人達が多く並んでいた
受付をしているクラスメイトに翔陽の場所を聞くとまだ教室の中にいると教えてくれたのでスタッフ専用入り口から翔陽がいる場所へ進む
翔陽どこだろ
出口付近だってさっき言ってたからもう少し奥かな
暗闇の中恐る恐る進む
目も少しずつ慣れてきて
少し先に私の良く知るオレンジ色の髪が見えた
『翔陽』
お客さんがいたらいけないと思い、小声で話しかけた
翔「うわぁ！」
『しっー！』
せっかく小声で話しかけたのに！と焦って翔陽の口を塞いだ
『私のほうが早く休憩の時間言われたから迎えに来たよ』
そいうと翔陽は嬉しそうに微笑んだ
翔「ありがと！多分もうすぐだと思うんだけどな」
外で待っててくれてよかったのになんて言ってくれたけど私が来たかったからいいんだ
二人でこそこそと話していると足音が聞えてきた
『あ、お客さん来た！』
どうしよう！
勝手に来たのは良いものの私はどうすればいいのだろうか
隠れられそうな場所をキョロキョロと探していると急にグイっと体を引き寄せられた
翔「しっー」
いたずらそうに笑う顔がキョンシーの衣装として顔に張っているお札からちらりと見える
それがあまりにも妖艶で...
私がする動作も翔陽がすればなんだか目が離せなくなる
引き寄せられた私は翔陽と一緒に物陰にしゃがんで隠れていた
シーンと静まる空間で聞こえるのはどんどん近づいてくる足音と私の破裂しそうな心音だけ
そして目の前にお客さんが来た時、私はなぜか翔陽の服を掴んでしまった
これでは脅かすことが出来ない
『ごめん』
聞えるか聞こえないかくらいの声だったけど翔陽には届いていたようで
翔「大丈夫」
そういってお客さんが通り過ぎるのを一緒に待った
あまりにも恥ずかしくて体が熱くなっていく
暗闇でちょっと怖いと思っていたけどくっきり顔が見れないこの状況に今は助けられた気がする
そして先の方で「わぁぁぁ！！」なんて誰かが脅かした声がする
狭くて暗くて
隠れている二人の体は思っている以上に密着している
でも私も翔陽も動かない
ただ一緒にいるだけなのに
時間が止まっているような感覚に陥る
でもこの時間はある人によって遮られた
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萬月(プロフ) - えねさん» お久しぶりです！もちろん覚えてます！出してる作品ほとんど見てくださって凄く嬉しいです…❤️🥺えねさんが応援してくださるだけで凄くパワーでます！！また近々更新しますのでお待ちください！！ (2021年11月9日 20時) (
レス) id: 5ab6332742 (このIDを非表示/違反報告)
えね - お久しぶりです！覚えられているかは分かりませんが…（汗） こちらの作品も読ませて頂きました。日向が最推しなんでｽｯｷｭﾝﾊﾞｸﾊﾞｸしながら読めてとてもお気に入りです！これから寒くなってきますがお体に気をつけてください!続き楽しみにしてます✨ (2021年11月9日 15時) (レス) @page30 id: 49652da55f (このIDを非表示/違反報告)
萬月(プロフ) - ペンギンとバタートースト。さん» コメントありがとうございます！わかります…。ド青春ですよね！毎日が楽しそうで憧れます(°▽°) (2021年8月30日 22時) (レス) id: 5ab6332742 (このIDを非表示/違反報告)
ペンギンとバタートースト。 - 両片思いって青春だよな…私も青春したi((お前には無理だ …知ってました(´･_･`) (2021年8月28日 8時) (レス) id: 2b3f4b47c6 (このIDを非表示/違反報告)
萬月(プロフ) - アップルパイさん» コメントありがとうございます！お互いに思い合っているので今後どうなるのかまた見ててくださいね！更新頑張りますね☆ (2021年8月26日 15時) (レス) id: 52a0e17bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萬月 | 作成日時：2021年6月10日 0時
