集会6 ページ40
＊
『俺からも。悪かったな、タケミっち。
この通り、許してやってくれな』
武「う、うっす…」
頭を掴んでいた手を離し、二人を解放する。
俺はもう二度と、
その為なら多少の恨まれ役だって買うさ。
取り返しがつかなくなるよりよほどマシだ。
三「…A、」
タカが心配そうな表情で名前を呼んでくれたが、ニコリといつも通りに笑って『大丈夫』と押し切る。
『…パー、悪かったな。
お前がイラつくのも当然だが、関係ないヤツには当たんなよ。これは俺との約束、な？』
パ「ああ。…アヤノ、ありがとな」
さっきよりは落ち着いたパーちんも、なんだかんだ自分や東卍の為に注意された事は分かったのだろう、謝罪ではなくて感謝を伝えてくれた。
『いーってことよ。
それより、マイキーと話して来い。今日の本題だ』
コクリ、と頷いて 緊張した様子でマイキーの元に向かうパーちん。
俺の後ろでは タカがタケミっちに、パーの八つ当たりの理由を説明していた。
武「……ひでぇ…」
三「愛美愛主はそういうチームなんだよ」
『…ほんと、ガキの喧嘩じゃねぇよな。胸糞悪りぃ…、』
思わず握る手に力が入り、爪が食い込む。
しかし痕が残る前に、タカが気付いて拳を開かせてきた。
そしてその手はそのまま繋がれる。
人肌に触れたおかげか、騒ついていた心がいくらか穏やかになった気がした。
マ「どうする？ パー、ヤ る？」
パ「…相手は２つ上の世代だし、東卍もタダじゃすまないし、皆に迷惑かけちゃうから……。
でも…悔しいよ、マイキー」
悔し涙を我慢するパーに、マイキーは"パー自身はどうしたいか？"再度聞いた。
マ「んな事聞いてねえよ。
ヤんの？ ヤんねえの？」
悔しさに顔を歪ませたパーは「ぶっ殺してやりてえよ！！！」と感情任せに叫んだ。
それを聞いたマイキーは、ニコリと笑って「だよな」と肯定する。
そして立ち上がると、他のみんなに向けて言葉を発した。
マ「
パーの
いねえよなぁ！！？
"
ワアアアァァァと嬉しそうに盛り上がるみんな。
…これでこそ、俺の好きな
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2023年2月18日 22時) (
レス) @page50 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
くろーーーー。 - (*´д`*)ﾊｧﾊｧ好きすぎる･･･！！！これからの物語めっちゃ期待してます！！！！！ (2021年11月30日 21時) (レス) @page4 id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴奈 | 作成日時：2021年11月30日 15時
