集会3 ページ37
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二人がキャットファイト(尚、タカが若干優勢)に夢中になってる間にマイキーの手を抜け出し、端の方でこちらを伺っていたはるちを手招きするとすぐに飛んできた()
『わはは、本当に狗みてぇ(笑)』
春「(ムッ)」
忠犬さながらに駆け寄ってきてくれたはるちに笑いを堪えられずに肩を震わせていると、腰に腕を回されて引き寄せられ、至近距離で顎を掴まれた。
春「…油断してるとその口塞ぎますよ？」
『うえっ！？ ちょ、はるち一旦冷静になれ。此処
マスク越しに手を押し当てて、物理的に壁を作る。
呼吸が若干苦しくなっているはずだが、それすら興奮材料になるようで ほんのり頬を紅潮させていた。
春「だからだろーが。お前に余計なムシが着かないように♡
…狗はご主人様が心配なんだよ。」
『う…、』
悲しそうに目を伏せられると長い睫毛が下を向き、それが雰囲気のせいか扇状的に見えてしまい 一瞬躊躇してしまう。
俺が教えた猫被り完全にモノにしてるな、はるち…。
ていうか演技だと分かってても断れないって、俺ってばチョロすぎ？？
その隙に邪魔をしていた手を捕まれて、いよいよ抵抗が間に合わな「なーにしてんだよ」グイッ───、
『わ、』
マ「さ〜ん〜ず〜？ お前 猫被りはどうした？
あとアヤノにあんま触んな！」
三「ったく、すぐフラフラしやがって。
…本当に目が離せないな、Aは」
タカが空いていた方の手を後ろに引いてくれたみたいで、その勢いのまま寄りかかる。
俺とはるちの間にマイキーが割り込んだ。
『…悪い、助かった』
三「…ハァ、本当に油断しすぎ。
お前無駄に顔が良いんだからもっと警戒心持て！」
『い"っ』
強めにデコピンされて、反射で額を抑える。
前方でははるちとマイキーによる本日二度目のキャットファイトが始まろうとしていた。
しかしタイミングが良いのか、ドラケンの掛け声により 集会のスタートが告げられてみんなぞろぞろと移動し、整列を始める。
春「俺はAくんの狗として、主人に"余計なムシ"が着かないようにしようとしてただけです」
マ「…うっざ、お前自身がそうだろーが」
空気を読まずまだ言い合ってる二人。
はるちにはムーチョと合流するよう伝え、マイキーの腕を引いてドラケンのとこまで連れて行く。
タカは空気読んで自分からこの場を離れたからね、さっすが。
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2023年2月18日 22時) (
レス) @page50 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
くろーーーー。 - (*´д`*)ﾊｧﾊｧ好きすぎる･･･！！！これからの物語めっちゃ期待してます！！！！！ (2021年11月30日 21時) (レス) @page4 id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴奈 | 作成日時：2021年11月30日 15時
