集会4 ページ38
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マ「だから言ったじゃん。俺よりお前優先するって」
『まだ言ってたのそれ』
んー… はるちの場合は複雑なんじゃないかなぁ…。
自分で言うのも恥ずいけど、"好きな人"と"チームの頭"とはまたベクトルが違うっつーか？
比べるもんじゃないと思うわけ。
…まぁまた五月蝿くなりそうだから言えないけど。
不満顔のマイキーの背を押して、前を歩かせる。
『ほら、みんな待ってんぞ』
マ「…ん」
ズラッと列ぶ平隊員達の真ん中をマイキーを先頭にドラケンと続き、順に歩いていく。
てかタケミっち、この数分で何があった？
めちゃくちゃボロボロじゃん…。
なんか会う度にボロボロな姿見てるよ俺？？
隊長格が各隊の先頭に立ち、その正面の石段にマイキーと 後ろに控える形で左右にドラケンと俺が立つ。
みんなを見渡して、マイキーが喋り出した。
マ「今日集まったのは"
折角ムーチョから忠告もらったってのに警戒する前に仕掛けてきやがった愛美愛主のヤツら。
俺もこの件は偶然ではなく、はるちの言っていた通り 仕組まれた事だと考えている。
だって被害にあったのはウチの参番隊隊長で創設メンバーの一人でもあるパーの親友… そしてその家族と彼女も、だ。
偶然にしちゃ出来過ぎていないか？
ウチとの抗争を起こすためにわざと狙ったとしか考えられん。
マ「ぶつかるなら武蔵祭りのタイミングだ。
じゃあ、みんなの意見を聞かせてくれ」
視線を合わせるためにしゃがんでみんなから意見を募るマイキー。
俺らの後ろに居るタケミっちは 何が何やら、といった具合だったため、助け舟を出してやった。
『ドラケン、呼んだのにタケミっちに教えてないん？』
ド「…忘れてた。アヤノ、説明してやってくれ」
『えー…。(めんどくせ、)タカぁー！』
三「…はいはい、なんだよ？」
ドラケンがまさかの俺に振ってきたので、自分もそれをしれっとタカに丸投げした。
タカが愛美愛主についてタケミっちに説明しているのをぼーっと眺めていると、タケミっちの後ろから脚を振り上げる人影が見えたので慌てて間に入り、振り下ろされる前にその脚を掴んで止めた。
『…パー、いきなり蹴るのは流石に無し。…な？』
パ「ちっ、退けアヤノ」
『……ハァ』
機嫌が悪いのは分かるけど、関係ないタケミっちにあたるのは違うだろ。
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2023年2月18日 22時) (
レス) @page50 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
くろーーーー。 - (*´д`*)ﾊｧﾊｧ好きすぎる･･･！！！これからの物語めっちゃ期待してます！！！！！ (2021年11月30日 21時) (レス) @page4 id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴奈 | 作成日時：2021年11月30日 15時
