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「そうだ、君の名前を伺ってなかったね。君の名前は?」


「……日番谷冬獅郎」


「とうしろう…へぇ、君らしい名前だね。」




銀髪の髪の毛にエメラルドの瞳、顔つきはまだ幼い割には戦闘経験豊富そうな子

…んー、少し殺すのは惜しいなぁ。伸び代ありそうな子だし……洗脳して部下にしちゃおうかな?

これはあまり知られていないけど、産神は生物や物を一から生み出す神、だから記憶を操作なんて造作もないし、死神から産神にさせることだって可能だ




「…ロウアー、少しばかり手加減してあげなさい。」


「!…わかりました。」


「手加減だと…舐めてんのか」


「舐めてなんか無いよ、君に少し興味が湧いた。伸び代のありそうな子だって思ったし…。」


「良かったな、A様に気に入られたぞ!!」




ロウアーが一気に地面を力一杯に蹴り、とうしろうに向かって刀を振り下ろす

とうしろうは一瞬驚いた様子だったけど、直ぐに交わして、ロウアーに攻撃をしようと刀を脇から刺そうとした




「ロウアー、私は総隊長さんの所に行ってくるね、あの人なら私の存在に気づいているはずだから」




私は彼の霊圧を感じとりながら、怒っているなぁと思った。

ふふっ、じくじくと殺されていく部下を見るのはどんな気持ちかな…山本。

私達が味わった2000年前と同じ目に遭わせてやる。



日番谷冬獅郎side



「なっ、待ッ!!」


「お前の相手は俺だ、馬鹿者」




ガキィンッと鉄と鉄がぶつかって火花が散る

ギギギッと刀が悲鳴を上げながらも、相手を跳ね返す




「てめぇっ…」


「良い太刀筋だ…だが!!」


「ガバッ!!」


「脚ががら空きだぞ、小僧」




ドッと勢い良く腹を蹴られて、体に激痛が走る

じくじくと腹が痛くて、ゲホゲホと咳き込む




「弱いな、これでユーハバッハの部下を………なぁ?」


「…。」


「A様も物好きだ、お前のような小僧を気に入るなんざ…」


「……弱いと言ったがな


てめぇはもう俺の罠には待ってるぞ」



パキパキパキと氷が地面を凍らして、ロウアーとやらにも氷が迫る

だが何処と無く余裕そうな表情で、クックックッと笑う目の前の野郎



「…何が可笑しい」


「こんなので俺を止めたつもりかもしれんがな…」



目の前の奴が、刀を氷に向けて振り上げれば、ボゥッと勢い良く炎が舞った

俺は目を見開いて、嘘だろ…と思った

炎と氷じゃ…分が悪すぎる。

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作者名:ゴリ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2022年12月11日 17時

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