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夏油傑side
不味いと言った方がいいのだろうか?Aは不機嫌になったに加えて、客室を離れて結構歩いた廊下のど真ん中で溜め息をついた。
「…はぁ〜〜〜。気にくわないなぁ、あの人。」
「…まぁ、Aが好きそうではない感じだったよね」
「いや、あの人みたいなタイプは好きじゃない。弱点を探してくるような目は特にね。」
「…え、俺達弱点探られてたの?」
「分からなかったのかい?あの目線はそう言う目だよ。悟、覚えておくんだよ。」
そうAは言うと、少し作戦を立てようかと言い、共同スペースに着いた途端、近くにあった椅子に座る
私達もソファや椅子に座って、Aの言葉に耳を傾けた。
「A、作戦を立てようかと言っていたが、どんな風にするんだい?」
「んー…僕の考えではね」
簡単な作戦だと…
1、私とAで呪霊を数十体放って、京都高の人達を妨害する。
2、その間に私とA、悟が呪霊を祓う
と言うことらしい。なんとも簡単だ。
「んー、でもさぁ…もし仮に、アイツ等が妨害を逃れたってなったらどーすんの?」
「悟、良い質問だ。そうだね…傑、傑だったらどうする?」
「私かい?…そうだね」
相手は私達よりも一応実力もある経験者だ、本当ならあまり接触をしたくないところだ…
「…悟、君は此処最近体術も得意になってきてるよね?」
「あ?あー…まぁ?それがどーした?」
「悟は無下限の持ち主で六眼のハイブリッド、なら悟が京都の人達を足止めする方がいいと私は思う。」
「だってさ、五条。」
「悟、任せたよ。傑が推薦したし。」
「えぇ〜!!?俺ぇ?」
めんどくさいんだけど。と言う悟
私は悟に、君が最も適任者なんだ。頼むよ。と伝えれば、少しムスッと顔をしたかと思えば、直ぐに顔をパッと明るくした。
何しているんだ、悟
「しょーがねぇな〜!俺頼りで勝てないってならやってやるよ!」
「「流石、五条/悟。よっ、男前。」」
「ふふん〜」
Aと硝子に煽り褒められ、機嫌が良くなっている悟に、私も悟に、頼りにしてるね。と言えば、任せろ!と息込んでいた。
此処数ヵ月で分かったが、とても扱いやすいタイプだ、悟は。
褒められると気合い的な感じが入って、テンションが上がる感じ。
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スコッチ大好き - ファンになりました。 (8月30日 18時) (レス) id: 0f07dfea71 (このIDを非表示/違反報告)
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