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西の魔法使いにしては遠慮深げに聞いて来る魔法使い―――――クロエに
テミスは「いいですよ」と微笑む
「えっと…さっきから気になっていたんですけど…。」
「王子様とテミスさん…どことなく顔が似てるなぁって…」
クロエの何気ない一言に、アーサーとテミスはお互いの顔を見合わせる
言われてみれば、似てなくもない…
「親戚か?」
「それとも、顔が似ているだけの赤の他人?」
カイン、ムルが疑問ありきに彼らに聞くか
テミスもアーサーもちゃんと会って話したのは今日が初めてであり
お互いの好きなものや嫌いなものも知らないのだ
「2人の感じからすると、親戚説はないみたいだな。」
「テミスと初めて会った時から、この顔じゃったからのう。」
「きっと他人の空似であろう。」
年長者のスノウとホワイトの言葉を最後にクロエの問いかけの件は終わり
次は西の魔法使いが自己紹介を始める
西の魔法使いで最初に名乗り上げたのはシャイロックである
「西の魔法使いシャイロック。」
「西の魔法使いたちの中では先生役をしていました。名ばかりですけど。」
「西の魔法使いムル!」
「好きなものは、きらきらしたもの!」
シャイロックに続いて、ムルが自己紹介をするとラスティカがムルを見て「あの哲学者の…」驚いたようであった
彼はムルに「お会いできて光栄です」とお辞儀すると、クロエがラスティカに「知ってる人なの?」聞いてみる
「とても博識な、世紀の知恵者だよ。」
「宇宙の真理や、<大いなる厄災>について、研究なさっている方だ。」
「へぇ、すごい!」
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菊春 - 佐倉紗南さん» 他の作品のこともありますので、早くとは言えませんが、次も良かったと言ってもらえるように尽力します!コメントありがとうございます。 (10月26日 18時) (レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (10月25日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - すごく良かったです!更新頑張ってぐださい!楽しみに待ってます! (10月23日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (10月22日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
菊春 - 佐倉紗南さん» 励みになります!ありがとうございます!更新頑張ります! (10月21日 9時) (レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菊春 | 作成日時:2022年11月5日 16時