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でも。







宮 「バカ、お前、それ雑巾だっつの!床拭く雑巾でテーブル拭いてどうすんだよ!」






ありえない。ここまでだとは。







高校生になって少しは成長してるのかもと思っていたけど。まさか全く同じままだとは。






貴 「・・・・え?」




宮 「もう、お前見てろ!」









こういう状況は、すこし昔のようで。くすぐったかった。









1時間後









貴 「何このクオリティ。」









ぼそっとつぶやいたA。








つくったのは、スイートポテト。








結構力作。








俺は結構昔から料理はできたから。ちょちょいのちょいでできた。






先 「おお!宮地、花園ペアはクオリティが高いな!花園、料理上手いのか?」




貴 「いや、作ったのは・・・・」







Aが言おうとしたのをさえぎって、






宮 「はい、俺はそれを手伝っただけっす。」




先 「流石だなー。」









いや、やっぱり俺が作ったにしたら女々しすぎる。








貴 「なんで嘘ついたんですか?」




宮 「・・・お前、ただでさえ成績悪いのに、家庭科最悪だったらダメだろ。」




貴 「え、酷いです・・・・まぁ、毎日勉強勉強、昨日も家で勉強の宮地君は頭いいですもんね。」







え?







ドクンと胸が高鳴る。







宮 「・・・なんでお前、俺が昨日勉強してたこと知ってんだ?」




貴 「いや、隣の家だから。」








ああ、そうか。






少し期待してしまった自分に後悔。








宮 「あ、そっか。じゃあ、昨日の雄叫び、お前か。」







平静を装って答える。






貴 「聞いてた・・・んですか!?」







心臓がどくどく鳴ってるのがわかる。






宮 「声がでかいからな。」




貴 「・・・・プライバシーの侵害。」




宮 「それを言うならお前だって・・・」






こうやって、ふつうに言い合えたのは久しぶりだ。






でも、Aは、ハッとした顔をして。







貴 「・・・・・・んっん。・・・・とりあえず、かたづけましょ・・」







いつもの気まずい空気が戻った。






宮 「お、おう・・・・・」









もうちょっと話していたかった。・・・・なんて、






ただ、気まずい空気が悲しかった。

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みぃ - 宮地側凄く切なくなりました!今後の展開が楽しみです!!欲を言えば裕也君出して欲しいです笑 (2015年3月30日 18時) (レス) id: 0929c9d91e (このIDを非表示/違反報告)
あや - すごく面白いですね!続きがすごく楽しみです!更新頑張って下さい! (2015年3月24日 20時) (レス) id: c256d9c6db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが気になります〜!更新頑張ってください! (2015年3月10日 22時) (レス) id: 61cf4f727a (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 宮地先輩頑張って!!夢主ちゃんかわいい!作者さん,この、小説とってもおもしろいです,これからも更新頑張ってください( ロ_ロ)ゞ (2015年2月24日 6時) (レス) id: 34e93f4ebe (このIDを非表示/違反報告)
虹村祥吾 - 宮地さぁぁん (2015年2月3日 11時) (レス) id: f5df106285 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結* | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年9月1日 19時

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