【黒バス】 秘恋。 【宮地清志】

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席替えをして、すぐ。







山口がいきなり親睦深めようとか言いだして、隣の席・・・つまりAと料理をすることになった。









ああ、いいのか、悪いのか。









あー！むしゃくしゃするー！





頬杖をついて、ぼーっとしてたら、Aの声が聞こえた。







数人の女子に囲まれて、嫌そうに、苦しそうに言っていた。







貴 「・・・・・あの、私と宮地君は、一応、小さいころは遊んでたけど、今は接点がないので。」









ガツンと頭を殴られた衝撃だった。






いや、わかってたよ。そんなことは。









わかってた・・・・・はずなのにな。








直接聞くと、すっげー胸が痛い。









じわっと涙が浮かびそうになったけど、俺は急いで涙を脱ぐった。









・・・・・・・・・もう、なんでだよ。なんでこんなにつらいんだよ。









わかってることなのに。









一瞬、目があった気がしたけど、きっと俺の思い違い。









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＊









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放課後。







部活に行こうとした。








でも、Aに料理をなに作るか聞きに行くために戻った。








少し、話したいから戻ったなんて、嘘だからな！









まだ、教室にいるといいけど・・・・・・・・・









ドキドキして、ドアを開けると。









いた。








でも、寝ていた。









どうする？おこすか？









・・・・・・・でも、すっげぇ気持ちよさそうに寝てるし・・・・・・









・・・・・・・変わらないのは、寝顔だけか。・・・・・なんてな。

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