# 042 ページ6
今日が勝負の日だ。
青峰が部活に戻ってくるかどうかの、決戦の日。
あ「いってくるね」
桃「はい、こっちは任せてください！」
グッと親指をたてて送り出してくれる桃井ちゃん。
それに私も返して青峰を探しに行く。
私がなぜこんなにも歩き回っているのかというと、
電話をかけたところであいつが出るわけがないからだ。
自分に都合悪いときは電源切るのやめてほしい。
そして探し回った果てに屋上にたどり着く。
あまり人が出入りしない、そして青峰の昼寝スポット。
ゆっくり屋上のドアをあけて辺りを見回すと……
あ「いた」
案の定青峰は寝転がっていた。
寝ているんだかよくわからないので近づいて話しかけてみる。
あ「どんだけサボれば気が済むの」
返事はない。
寝てはいなさそうだからきっと無視してる。
あ「ウインターカップだって始まるし
そろそろ練習きてもらわないと困るんだけど」
青「……うるせぇな」
やっと口を開いたかと思えば寝返りして背中を向けてきた。
初めて会った時よりめんどくさい。
呆れて大きなため息をついた。
あ「あんたが何に怒ってんのかは知らないけど
周りに迷惑かけるようなことは……」
やめて、と言おうとしたところで
青峰が急に起き上がった。
そして舌打ちをしてそのまま屋上を出て行こうとする。
その態度にさすがに私も我慢できなくなってしまった。
――バンッ！！！
あ「そんなにやる気ないなら辞めれば？」
わざわざもってきた青峰のバッシュを叩きつける。
感情が爆発しすぎて涙が出そうになった。
あ「あんたがいなくたって試合には勝てるし、
毎日練習頑張ってる皆に失礼なの分かんないの？
さすがにもうあんたの面倒見切れないわ」
まくしたてるようにばーっと喋って
ドアの前にいる青峰を押しのけて屋上を後にした。
出ていくときに見た青峰の表情は
私の言葉が響いていないような、面倒そうな顔で
わけもなく涙が出て、止まらなかった。
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もに子(プロフ) - 文那さん» やっと！！付き合いました！！（遅え）番外編がんばって早く作ります！！！！ (2019年5月2日 20時) (
レス) id: 22c468e8d8 (このIDを非表示/違反報告)
もに子(プロフ) - 林檎さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます(; ;)わかりました、検討してみます！ (2019年5月2日 20時) (レス) id: 22c468e8d8 (このIDを非表示/違反報告)
もに子(プロフ) - ゆめさん» ありがとうございますううう(´;ω;｀)！！！！一日でも早く番外編をお届けできるよう頑張ります！！！！ (2019年5月2日 20時) (レス) id: 22c468e8d8 (このIDを非表示/違反報告)
文那(プロフ) - ようやく2人が付き合いましたね！完結おめでとうございます!!!番外編も楽しみにしているので頑張ってください！早く読みたいです！ (2019年4月30日 16時) (レス) id: 0d9ddc6237 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 完結おめでとうございます！最後までとっっっっっても面白かったです！！そして番外編のお知らせとっても嬉しいです！！！リクエストとかしてもよろしいでしょうか？いつもいつも図々しくて申し訳ございません！！出来れば少しブラホック外しがみたいです (2019年4月30日 12時) (レス) id: d121c8c954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もに子 | 作成日時：2019年4月6日 19時
