悪の 召使い 夢主 リン 語り手 高杉(レン) ページ6
彼奴は王女 俺は召使い
運命の分かれた 哀れな双子
Aを守る
そのためならば
俺は悪にだってなってやらァ
協会中に鐘が鳴り響く。
王と王妃と国民の期待の中
俺らは生まれた。
祝福するのは協会の鐘だった。
大人たちの勝手な都合のために俺らの未来は二つに裂けた。
たとえ世界の全部がAの敵になろうとも
俺がAを守るから
お前はそこで笑っていてくれ
Aは王女 俺は召使い
運命の分かれた哀れな双子
Aを守る。
そのためならば俺は悪にだってなってやる。
隣国へ使いに行った時
街で見かけた栗色の髪のあの娘
その優しい声と笑顔に
一目で恋に落ちちまった。
だがAがあの娘のことを消して欲しいと願うのならば
俺はそれに応えよう
何故涙が止まらねェんだ…
Aは王女 俺は召使い
運命の分かれた狂おしき双子
高杉「今日のお三時はブリオティッシュで御座います。」
A「そう…頂くわ晋助」
そう言ってお前は無邪気に笑うんだ。
もうすぐこの国は終わるだろうな。
怒る国民たちの手によってな
それが報い?
そうか。これが報いだと言うなら俺はそれにあえて逆らおうか。
高杉「私めの服をお召し下さい。」
高杉「これを着てすぐお逃げ下さい。」
A「でもそれじゃあ晋助が!」
高杉「大丈夫だ…俺たちは兄弟だ。
きっと誰にも分からねェさ」
俺は王女 Aは逃亡者
運命の分かれた哀しき双子
お前が悪と呼ばれるのなら
俺だって同じ血が流れてるはずだ。
昔々あるところに
悪逆非道を尽くした王国の
頂点に君臨していた
とても愛しい俺の姉弟
たとえ世界の全部がAの敵になろうとも
俺がお前を守るから
A…お前は何処かで笑っていてくれ
『ついにその時はやって来る
終わりを告げる鐘がなり
晋助…あなたは
民衆などには目もくれず
私の口癖を言うの』
Aは王女 俺は召使い
運命の分かれた哀れな双子
お前を守るそのためならば俺は悪にだってなってやらァ
俺の願いはただ一つ
高杉「もしも生まれ変われるなら…その時はまた遊んでくれ」
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セラ - リクエストいいですか?神威でからくりピエロお願いします! (2016年12月15日 20時) (レス) id: ed8e925c6b (このIDを非表示/違反報告)
さやか - 素敵な作品ありがとうございます! (2016年11月8日 22時) (レス) id: ed8e925c6b (このIDを非表示/違反報告)
312猫(プロフ) - さやかさん» すみません!時間がかかってしまいましたが完成しました! (2016年11月8日 21時) (レス) id: ff02e6af21 (このIDを非表示/違反報告)
さやか - ありがとうございます! (2016年11月8日 18時) (レス) id: ed8e925c6b (このIDを非表示/違反報告)
312猫(プロフ) - さやかさん» わかりました! (2016年11月8日 18時) (レス) id: ff02e6af21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:312猫 | 作成日時:2016年9月26日 21時