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悪の 娘 夢主 リン 語り手 昔話 ページ5

A「ふふっさあ、跪きなさい!」

昔々あるところに悪逆非道非道の限りを尽くす王国がありました。


その頂点に君臨する王は
齢14の王女様でした。

絢爛豪華な調度品に
顔のよく似た片目の召使いが居ます。

彼女の愛馬の名はジョセフィーヌと言います。

全て彼女のものでした。

A「金が足りなくなったのなら
愚民どもから搾り取れ」

A「私に逆らう者どもは粛清してしまえ」

そして彼女は民衆の前で言います。

A「さあ…跪きなさい!」

彼女の悪は鮮やかな彩りで可憐に咲きます。

周りの哀れな雑草(国)は
彼女の国の養分となり朽ちていきます。

暴君王女が恋をするのは
海の向こうの青い瞳のマヨラー王子

しかし彼は隣国の栗色の女に一目惚れ

嫉妬に狂った彼女はある日大臣を呼び出します。

空模様が悪くなり、
空も暗くなり白い光が走る頃
静かな声で彼女は言います。

A「隣国を滅ぼしなさい」

たくさんの家が焼き払われ
たくさんの命が消えて行きます。

苦しむ隣国の人々の嘆きは
安全な王室には届きませんでした。

王女は言います。

A「あら?おやつの時間だわ」

悪の華は狂おしい彩りで可憐に咲きます。

とても美しい花です。

しかしとても触れたものではありません

棘が多すぎて触れれないのです。


「悪の王女を倒そう!」
「倒せば俺たちは幸せだ!」

悪の王女を倒そうと
遂に人々は立ち上がります。

烏合の彼らを率いるのは
白き鎧の男剣士

つまりに積もったその怒りが国全体を飲み込みます。

銀時「長年の戦で疲れが出ている兵士などは敵じゃあねェェェェェェェェェェェェェエッ!」


遂に王宮は囲まれ
彼女の家臣たちも逃げ出しました。

可愛く可憐な王女様の彼女は遂に捉えられました。

A「この無礼者がァァァッ!」

悪の華は悲しげな彩りで可憐に咲きます。

王女の為の楽園は脆く儚く崩れていきました。

昔々あるところに悪逆非道を尽くした王国がありました。

頂点に君臨した齢14の王女様の処刑の時間は

午後3時

教会の鐘がなる時間です。

王女と言われた彼女は
一人牢屋で何を思うのか。

遂にその時がやってきます。

彼女の命が終わる時間がやってきます。

民衆たちには目もくれず彼女はこう言いました。

ゴーンゴーンゴーンゴーン
A「あら?おやつの時間だわ」

悪の華は鮮やかな彩りで可憐に散ります
のちの人々は言います

「彼女はまさに悪の娘だ」

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作品ジャンル:アニメ
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セラ - リクエストいいですか?神威でからくりピエロお願いします! (2016年12月15日 20時) (レス) id: ed8e925c6b (このIDを非表示/違反報告)
さやか - 素敵な作品ありがとうございます! (2016年11月8日 22時) (レス) id: ed8e925c6b (このIDを非表示/違反報告)
312猫(プロフ) - さやかさん» すみません!時間がかかってしまいましたが完成しました! (2016年11月8日 21時) (レス) id: ff02e6af21 (このIDを非表示/違反報告)
さやか - ありがとうございます! (2016年11月8日 18時) (レス) id: ed8e925c6b (このIDを非表示/違反報告)
312猫(プロフ) - さやかさん» わかりました! (2016年11月8日 18時) (レス) id: ff02e6af21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:312猫 | 作成日時:2016年9月26日 21時

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