【カ○○○】私、もう昔みたいに笑えないや… 裏切り 2

story　51　＿??の過去 ページ7

??side 過去編

私は、裕福な家庭で幸せに暮らしてた。

友達もたくさんいて、勉強も運動もそこそこできたし毎日が充実してた。

ある日の事、私達一家は、車で遊園地に行こうとしていた。

今、すごく後悔してる。この時、行かなきゃ良かったって。遊園地に行こうって提案したのは、私だから。



もう、何となく想像できるよね?



事故にあったの。両親は即死。私は、よく分からない、暗いところに一人で立ってた。


そしたら、私に『目を伝える』能力を、誰だっけ?………………そう!!!アザミさんがくれた。


起きたらなぜか病院に居た。


何でだろうね?無傷だった。お父さんとお母さんを死 なせたのは私も同然なのに…

お医者さんの話によると私は道ばたに倒れてたんだって。

お母さんとお父さんはっ?って、ずっとずっとお医者さんや、看護師さんに聞いてた。小さかったしね……

帰ってくる答えは同じ。

「遠いところにいるよ。」

私は、この言葉をずっと信じてたの。バカみたいに、ずぅっと。

もう。遅いんだ。お父さんも、母さんも帰ってこない。私の名前を…読んでくれないっ!!

私のせいで＿＿＿＿＿＿

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