キャプテンの恋人

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翌朝、里美の家に迎えに行く。

もうすぐ着く、とLINEして、家の前についたら里美が出てきた。

『おはよう』恥ずかしそうに上目遣いで見てくるから、萌え死にしそう。

「おはよ」やばニヤける



手をつないで歩きだす。

「昨日嬉しすぎて眠れなかったー。眠れな過ぎてめっちゃストレッチしてた」

『なにそれ(笑) たくさん試合したからしっかり休まないとなのに』

「うん。でも全然。問題ない」

『無理しないでよ？』

「ふっ・・あー！」

『なに？！急に』

「里美が彼女になったーってみんなに自慢したい」

『は？やだ、やめてよ。恥ずかしいじゃん』

「やだ。自慢する」

『それ、自慢にならないし。むしろ私じゃん。彼氏がプリンスなんだから』

「じゃ、里美はプリンセスな」

『えっ！やだ！私がプリンセスなわけないじゃん！ 今はプリンス言うなって言うところじゃないの？(笑)』

「今、浮かれてるから、いいの」

『マサがかわいい・・・』

「なんか俺たちって、、、」

「『バカップル』」２人で爆笑した








学校が近づいてくると、

『もうすぐ学校だから、手離しても良い？』

「やだ。なんで」

『いや〜そろそろ視線が痛くなってきたな・・・と』

「大丈夫だから、悪いことしてないから、堂々として」

『もう、向こうの子とかに睨まれてんだよね・・・マサのファンかな・・・』

「教室までこのまま行くから」

『もー・・・。』

里美がそーっと手を離そうとするから、

｢離さないから｣

簡単に離せないように恋人つなぎにする。

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