キャプテンの恋人

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〜♪
甘い時間を邪魔するLINEの音。

無視してたけど何回もなるから、仕方なくスマホを確認すると、

関田から
「成功しましたか？」
「俺がピーンときてみんなをラーメンに誘導したんですからね！」
「無視しないでください」とかとか。

関田にまだ返事はしないけど、時計を見たらもう学校を出ないとダメな時間。




学校を出ると、手をつないで歩いた。

いつもの他愛ない話。

だけどどこか甘い雰囲気がくすぐったい。


もう里美の家の前。

明日一緒に学校に行く約束をした。

「あー、あんまこんなこと言いたくないけど、、、」

『え？なに？』

「清水先輩と比べないで・・・。はぁー俺かっこわりー・・・。」

『比べないよ！そんなことしないよ！比べられないもん！何もなかったし・・・』

「え？マジで？」

『手はつないだけど、、あ、ハグもしたけど、、でもさっきのマサみたいなギューって感じじゃなくて、外国人の挨拶みたいな・・・。それしか・・・。だから、さっきも・・・はじめてだもん・・・。』

「マジか・・・超うれしい・・・！」

『マサは慣れてるみたいだった・・・』

「は？俺だって初めてだし」

何これ何の言い合い？

２人で顔見合わせて笑う。


ちょっとだけぎゅっと抱きしめて、バイバイした。




帰宅してから、関田にLINE
将洋おかげさまで、付き合うことになりました
関田おめでとうございます!!やっと!www
将洋やっとって言うな
関田ちゃんと里美先輩の事、守ってくださいよ
将洋もちろんそのつもりだし。ありがとな。
関田また4人で遊びに行きましょうwww









４人でね〜。二人でデートしたいけど。
あぁ！！あの！日の出の時の写真！ホーム画面にしよ〜〜っと。ｳｷｳｷ。

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