Dear 弱虫くん【Orange】

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夏鈴「え！ほんとだ〜！良かったじゃんA！！」

















「うん…！開けるね、」

















『そう思ってくれて僕もすごく嬉しいです。では、僕からAさんに相談したいことがあるのでもしよければアドバイスを頂けませんか？ 僕は、あだ名のとおり弱虫です。あるトラウマがあって、それを克服する勇気が出ません。周りには自分の弱点を必死に隠して、何事もないように過ごしています。でも、少し前に自分の秘密を話しても大丈夫かもしれない、という人が現れました。その人に全て話してみようと思う反面、やっぱり怖いです。Aさんが僕ならどうしますか？』

















夏鈴「…また難しい内容を……」
















「…トラウマ、秘密、かあ…。どんな内容かにもよるけど…苦しいんだろうな、周りにバレないように隠して生きてるんだもんね…私が変にアドバイスして傷つけないかな、」


















夏鈴「うーん…、じゃあさ、その気持ちをとりあえず書いたら？コミュニケーションなんだしさ、答えになってなくてもAの考えを書いたらいいんだよ」


















「…そうだよね…、うん、そうする。ありがと夏鈴」














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