Dear 弱虫くん【Orange】

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次の日の昼過ぎ。
















…昨日の授業終わりに1人で308教室に行ったけど、手紙はなかった。
















でも私の手紙は無くなっていて。そのことを夏鈴に話しながら、今日も308教室に向かっていた。
















夏鈴「…ってことは一回受け取りには来てるってことか…もうやり取りは終わりなのかなあ」


















「どうだろうね〜…、手紙あってほしいけど」

















夏鈴「なんか私達の楽しみになってるもんね笑」
















「そうなの笑 …あ、聞いて！昨日ね、授業始まる前に教室で大倉くんと丸山くんと話した！」

















夏鈴「…え！？嘘でしょ！？なんでそんなことになったの！」















「同じ授業だったんだけど昨日テストでね、分からないところあるから教えて〜！って。しかも丸山くんがぜーんぜんチャラくなかったの！むしろおとなしくて、私が教えたこと全部真面目に聞いてくれた。大倉くん曰くそれが素の丸山くんなんだって〜」


















夏鈴「そうなんだ…意外だね、生粋の遊び人かと思ってた笑」


















「私もだよ！笑 ……え、あったよ夏鈴、手紙…」

















いつの間にか着いた308教室。…教壇には、新たに手紙が置いてあった。












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