推しとは繋がらないはずでした『浦島坂田船』

68話 ページ20

その後は他愛もない話をしていた。









一ノ瀬さんとはだいぶ打ち解けることが出来た。









相川さんは目すら合わせてくれない。









まぁ、急がなくていいか









その時、玄関の扉が開く音がした。









あ｢誰か来ましたね｣









ま｢あ、鍵閉めるの忘れてたや()｣









それ、防犯大丈夫なんですか？←









しかし、聞こえてきた声は…









う｢おいまふまふー、来てやったぞー｣









あ｢う、浦田さんだ｣









一気に全身から血の気が引いた。









あ｢わ、私は布団の中に潜ります
何か聞かれてもテキトーにぬいぐるみとでも返
しておいて下さい｣









嫌だ、また2時間正座でお説教を食らうのは









う｢おっすー、ってお前ら、ベッドの周りに集まって
何してるんだよ｣









さ｢べ、別に何もしてないで！
特にこの中にも誰もおらんし｣









坂田さん、それバレバレの言い訳ですよ〜









そ｢今から、寝てないまふまふを寝かせようと思って
た所だったんだよ｣









一ノ瀬さん、ナイスフォローです←









ま｢え、僕今日12時間ね｢寝てないんだよな｣いや、
だから…｣









相川さん、それで合わせてくださいよ〜…









う｢なるほどなぁ









となるとでも思ったかァァァァ！｣←









その瞬間、思いっきり布団は剥がされ









呆気なくバレて、事情を知ったうらたさんに4時間近く説教されましたとさ








もう、この人に隠し事はよそう…

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