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黄泉比良坂 ページ36
最後の扉をあけた。
向こう側に光が見える。
どんな物より白くて暖かかったと思うよ。
足元はあの光までずっと、
横断歩道になっている
『何故だろう』なんて、考えなかった。…もしかしたら考えないようにしていたのかもしれない。
それを考えてしまったら、せっかく希望を持って進んでいるのに絶望のどん底まで落ちていた。
だから何も思わなかった。
心の中では全て悟っていたかもしれない。
それでも考えるのも、言葉にするのも、やめていた。
光に近づいた。
触れてみると、とても暖かくて
目
、
を
閉
じ
た
・
・
・
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作者名:MOKKA | 作成日時:2023年8月9日 15時