【銀魂】口悪姉さん【坂田銀時】

なんとかなるさ ページ35

あのあとしばらくヅラは銀時結婚ショックにやられた。

「あの銀時が…あの腐れ天パが…まさか…まさか…」

まあ分かるよ。私もなんか、ズキッてしたし。なんでか分からないけど

「まぁ銀時の事だ。すぐに捨てられるだろう」

「ひでぇな」

なんとか立ち直ったヅラに「これからどうする？」と聞く。

「だからこのまま死んだフリをして、奴らのアジトに潜り込むつもりだ。」

「鬼兵隊に？」

「やはり知っていたか…ああそうだ。俺が岡田を調べだしたのも、高杉が接触したという情報を手に入れたから。同時に人斬りの噂と一緒に妙な噂が流れだした」



“怪しく光る刀が人の魂を喰らっている”…と


「…あれを刀とは思いたくないな」

「お前はあの刀の全てを見たんだったな。どんな感じだった」

「刀というより生き物だよ。人間がおまけみたいなもん。あの一振に巻き込まれたら腕1本無くなってる」

切られた時分かった。
自分の血があの刀にべっとりとついた瞬間、心臓のように震えている様子

あれは戦いを記憶し、吸収している。

「手負い2人でいけると思う？」

「無理だろうな。だがやるしかない
こうなったら運命共同体だ！」

「やだよお前と運命共同体なんて」

「やだお母さん悲しい！！こんな無愛想な子になっちゃって」

「お前の腹から生まれた記憶はねぇよ」

「ちなみに俺はこれで潜入するつもりだ。」


そう言ってポケットから白い何かを出す。
なんではいんだよ四次元ポケットか

ってか

「正気か」

「そういうお前はどんな服を着るんだ。あ、これは貸さんぞ！！」

「いらねぇよ。死んでも着ないわ！
まぁ上手いことやるよ。絶対高杉には再会しないようにしないと」

「なんだ高杉にもあったのか」

「会ったよ。でも次会ったら殺すって言われたわ」

「まじかよどうするんだAちゃん」

「ちゃん付けすんな。なんとかすんだよ、知らんけど」

大根役者→←誤解の連鎖

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