【文スト】最年少幹部さんと養子縁組なりました【太宰治】【東方project】

養子縁組＿弐 ページ3

「こっちだよ、Aちゃん」









「あ、はい…！？え。高級車ですよねコレ餓鬼でもわかりました」









まじすげぇ初めて見たよコレ…









超高級車だよ前テレビで見たよコレ









「へぇ。よくわかったね。ふふ、凄いだろう？」








凄いけどなんかウザい…ううんダメだよA。









そんなこと考えるな。素直になっとこう。









「ハイ凄いです。だざ……あの、太宰さんって私のお父さんってことでいいんですよね…？」









「ぷっ…あはははははッ！！そうか。確かにそうだね、Aちゃん」









なんだよ私変なこと言った？ごく普通ーな餓鬼の疑問を述べただけですよ









…爆笑することないじゃないか。









「あはは。そんなムスッとしなくてもいいじゃないか、Aちゃん。まさか養子とはいえ18で父親になるとは思わなかっただけだよ。そう呼んでくれて構わない」









「はあ、わかり…え、18歳！？え、若っ！そんな若いのに…きっと凄い会社にお勤めなんですね。自慢することが増えました。ちょうどたった今」









「…そうだね。まああまり自慢することでもないよ。これから会いに行けば分かるよ。さ、乗ってくれ給え」









「はい。わかりました」









「ん。じゃあしっかりシートベルト付けていてくれ給え。出発するよ」









「はい」









…急に暗くなったよどうしよう








ハッ！もしや地雷踏んだ…？









ヤバしヤバしやはり変な組織にいるんだ









まあお偉いさんに会えば分かるか









今はゆっくり高級車を堪能しようっと

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