【HQ】常連さん【松川一静】

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「すっご……」



思わず声が漏れる





ギャラリーがすごい。
9割くらいは女子だ。

しかもコンサートとかでよく見るうちわとか持ってる
人いるけど…何ここアイドルでもいるの？？




及川「やっほー☆みんな応援ありがとー☆」




おまえかーーーい！！！！！！！




「す、すごいね及川さん…あんなに人気なんだね…」

望月「ライバルが無限にいるんです…はぁ…。
　 でも尊い…好き…。」

「あ、岩泉さんに蹴り入れられてる」



青城側のギャラリーが殆ど埋まっているので
烏野側で見ることにした。

ぶっちゃけこの方が私的には有難い。
烏野を応援するって定で来てるからね。





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「あ、松川さん走ってる…」

「ねえ望月さん、見て。松川さん汗拭いてるよ」

「やばい、サーブ姿かっこ良すぎる」


望月「本当に松川さんの事好きですね」

「出来る事なら汗拭いたタオルを全力で顔に
　埋めたいです。」

望月「真顔で言っちゃう所、嫌いじゃないです」





暫くして練習試合が始まった







望月「桜田さんの学校も、バレー強いんですね！」

「うん、最近めきめき成長してるって言ってた」







一試合目は僅差で青城が勝ち

二試合目は烏野が勝って

三試合目に入る前にお昼休憩に突入した




「いやぁ…及川さんのサーブ、すっごいね」

望月「ですよね！！本当カッコいいです…！」



お昼ご飯を済ませるため
私達は青城の食堂に向かっていた



望月「うちの食堂のオムライスが超美味しいんです」


望月さんがそう言うのでオムライスを頼むことにした



ホカホカのオムライスが出来上がって
食堂の方が券と交換してくれる

卵とデミグラスソースのいい匂いが食欲をそそる



席に着き、「いただきます」と言ってから
私達がオムライスを食べようとすると、







「横、失礼しまーす」

「おお、いい匂い！」

「お前は向こうに座れ」

「岩ちゃんひどい！！！」









ガタ、と座ってきたのは



常連さん達だった。

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