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びっくりしすぎて、オムライスを乗せたスプーンを
パクリと一口、口に含んだ
「ん、んんん〜〜!!!??」
出来立てのオムライスは当たり前に熱い
松川「大丈夫!?」
ガタ、と席を立った松川さんが心配そうに声をかけてくれたが、ぶっちゃけそれどころじゃない。
望月「わ〜!!桜田さん!水!水です!」
望月さんが渡してくれた水を勢いよく口に流し込んだ
「…あ、熱かった…」
とりあえず落ち着いたが、めっちゃ恥ずかしい。
岩泉「オムライスうめーの分かるけど、
がっつくとやけどするぞ」
「あ、はい…あはは。」
びっくりして口に含んでしまったのを
どうやらがっついた様に思われてしまった。
マッキー「ナイスな一口だったな」
松川「ナイスな一口って何だ」
マッキーさんの一言に
少し笑いながらツッコむ松川さん。
ああ、その笑顔も尊い…。
及川「そういえば、ずっと気になってたんだけど」
松川さんの笑顔に気を取られていると
及川さんが私に声をかけた
「は、はい?」
及川「桜田さんってウチの生徒だったりする?」
爽やかな笑顔で私に聞く及川さん。
「や、えっと」
松川「あー、ちげーよ。烏野」
私が答えようとすると、松川さんが答えた。
及川「へえ〜烏野なんだ!…って何でまっつん
知ってんの!?」
驚く及川さんに向かって、
松川「俺ら、仲良しだから」
松川さんは私の頭に手を乗せて、そう言った
「!?!?!?!?!?!?!?」
何が起こったのか全く理解できない。
ふわ、と松川さんの匂いがする
汗をかいたとは思えない様な、いい匂い。
マッキー「松川、桜田さん固まってる」
松川「あ、ごめん。桜田さん」
「い、いえ!!!!!」
なな、ななな、何だ今の!?!?
ドキドキしすぎて逆に心臓が止まったかと思った…!
松川「そーいえばさ、俺も気になってた事
聞いてもいい??」
「な、なんなりと!」
松川「なんで俺の名前、知ってるの?」
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月花(プロフ) - まっつん……キュン (2021年7月24日 11時) (レス) id: de8b53d880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:な | 作成日時:2020年1月25日 10時