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尾白「どやった？信介と昼飯は」
教室に戻るとニヤけ顔をしたアランがそう聞いてくる
「まぁ、距離は大分縮んだと思うわ」
おぉ！と言う彼の声。
だが私はため息を吐き、こう告げる。
「…友達としてな」
尾白「いや友達かい！！！！」
アラン渾身のツッコミが教室に響き渡った。
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何やねん期待さすなやと言う彼はいそいそと次の授業の教科書を取り出す
「せやけど、信介くんの弁当箱。トトロやってん」
尾白「ギャップっちゅーレベルやないぞ」
「信介くんのおばあちゃん羨ましい。私も信介くん育てたい」と言うと「母性本能湧いてどうすんねん」と突っ込まれた。
「私かて女やし…」
尾白「喧しいわっ！」
そんなやりとりをしていると先生が登場し、授業が始まる。
______
放課後
______
信介くんに買ってもらったイチゴミルクのパックを中々捨てられないでいた。
何となく綺麗に折りたたんで、それをぼーっと眺めながら歩いていると
後ろから「どないしたん？」と言う天使の声が聞こえて、ギュルンッと効果音がつきそうな程思いっきり振り向く。
北「まだ飲みたりないんか」
ケタケタと笑う信介くん。
どうして彼はこんなにも美しいのだろう。
結婚してください切実に。
「いやぁ、折角信介くんに買うてもらたのに捨てんの勿体なくてな」
北「ははっ、何やねんそれ。」
私のこうゆう発言にも慣れたのか、彼はもうあまりびっくりはしない。
うん、ええかんじや。
ええ感じに仲良ぉなってる。
着々と、友達の方向に…な。
北「今日部活見に来るん？」
「行く！！」
食い気味にそう言うと、彼はまた笑い、「待ってるわ」と言う。
あれ、もしかしなくてもこの会話。
カップルみたいちゃう！？！？
高校生憧れNo. 1アオハルやん！！
こ、ここはシーブリーズのキャップ交換した方ええ！？
それともポカリのキャップとアクエリのキャップか！？
や、やばい。ドキドキしてきた。
「し、信介くんはシーブリーズ、何色持って…」
『ん？』
「え？」
顔を上げると、もうそこには信介くんは居なくて。
代わりに見慣れた治ファン、さとみちゃんが「オレンジやで」とイケボで返してきた。
意識が遠のいていくと共に、頭に思い浮かんだのは、私がシーブリーズを持っていない事だった。
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ピ(プロフ) - ｷｭﾝｷｭﾝてよりｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝして心臓破裂しそう (2020年11月9日 5時) (
レス) id: 200e605a50 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - 時雨さん» ありがとうございます！！(*´∀`) (2020年8月28日 10時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - めっちゃおもしろいです！終始笑い転げてました。そして、アラン君ナイスツッコミ！主人公ちゃんとは、話が合いそうです！北さんと宮兄弟大好きです！ (2020年8月22日 18時) (レス) id: f35e7e76f4 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ゆり。さん» ありがとうございます！！ぶっ飛んだ夢主書くの好きで…！(≧∀≦)これからも宜しくお願いします！ (2020年8月15日 16時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - かきくさん» 続編出てますので読んでください(*´∀｀*)！これからも応援よろしくお願いします！ (2020年8月15日 16時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年7月2日 22時
