【宮侑】幼馴染みに恋をしたい【宮治】

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乙葉「アホか」

「何とでも言うがいいわ…」


次の日、乙葉に報告すると彼女は呆れた顔をしている。
まぁ無理もないわ…


乙葉「北さんってアレやろ、バレー部主将の」

「そう、」

乙葉「予想外の結果やな…。まあ、今日から交代で告白練習するって言うとったからなんとかなるか…」

「何とかなるんかなぁ」



正直、めっちゃ不安だしちゃんとやれる気がしない。



治「A、今日の上納品は？」

「あたしゃあんたの家来か」

治「もう1時間目始まるんやけど」

「話聞けや…。ちょっと待っとき、今取ってくる」


廊下で乙葉と話しているとサムが現れる。
コンビニのもの渡すの忘れてた



…



「はい、お望みのものはコレですかー？」

治「お、明太子とツナマヨや！ありがとなあ」

乙葉「ほんま治くんよう食べるなぁ」

治「やらんで！」

乙葉「いらんわ、」

「はよ戻り。授業始まるで」



コンビニ袋を手に下げルンルンのサムが教室へ戻るのを見送ったあと、あたし達も教室に戻る



侑「よっ、恋する乙女」

「ど突くぞほんま」


教室へ戻って席に着くと楽しそうな顔しながら私をからかうツム。コイツ許さん。


侑「今日部活見にくるか？北さんおるで」

「北さん居るのは毎日やろ」


そうやったわ、と真剣な顔をするツムを見て
やっぱコイツアホやな、と考えていると



侑「お前てさ」

「何」

侑「北さんと接点あったんか？」




ギクッ




侑「今まで見た事ないで？一緒に居るとか」

「そ、それはぁ〜…」



あかん、何て言お。

北さんの事なんてあたし全然知らんし！



侑「ちゃんと答えや」


もう時効や。もうこれはネタバレするしかないわ。
あたしに嘘は向いてないんや。




「…い、いやぁ〜！それがさ、」









「ひ、一目惚れやってん」








あたしのアホ！！！！！！！！！！

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