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宮「お二人さん、喧嘩はダメだって〜。仲良くしなきゃ」


宮田に説教されてどうする、仮にも年上なのに。


北「表立って仲良くしたことあるか?普段通りだろ、むしろ」

宮「いや、仲いいじゃん、だって・・・ほら」

北「なんだよ・・・」

宮「あの・・・ほら、えーっと」


急におろおろし始めた宮田は天を仰ぐように天井を見つめだした。
あれ、さっきの玉と一緒だ。


北「・・・やっぱりな。」

宮「え?」

北「お前ら偵察しに来たろ?俺らの事。」


何言いだすんだよ、急に。
2人は俺らに気を遣って来てくれてるんだぞ?
って、え、もしかして乗り気じゃなかった理由、それ?


藤「ちょっと北山、さすがに失礼」

北「そうか?普段からお前ら様子がおかしいじゃん、俺らを見る時。」

宮「いやいや、そんなことない!そんなことない!」

玉「気のせいじゃな〜い?」


普段から俺らを見る目?
変な事でもあったっけ・・・?


北「じゃ、お前らツアー中ホテルで何してた?」

宮「なっ・・・!!!」

玉「はっ・・・!!!」


なになに?
何のこと?ホテルって。

ぼーっとしているのも束の間。

宮田と玉森は急に立ち上がり、熱々のコーヒーを一気に飲みだした。


宮「んぐぐっ・・・!」

玉「ゴキュッ・・・ゴキュッ・・・」

藤「おい、火傷するぞ!」




宮「ぷはー!!コーヒーご馳走様!んじゃ、俺ら帰るね!」

藤「えっ?!」

玉「うん、もう遅い時間だし!カフェオレうまかた!」


なになに?何なんだよ!
呆気に取られていると、荷物を持って走り去っていく。

北山は何を言ったの?
慌てて玄関まで2人を追いかけた。


藤「ちょっと、どうしたの?何なの?」

玉「あーいや、違うの、俺らが悪いから!」


俺らが悪い?
宮田と玉が?


宮「ほら、すぐ帰るって言ったしこれでおいとまするね!キタミツによろしく!」

藤「あっ、ちょっ・・・」







返事する間もなく扉が閉まり、嵐の後の静けさが・・・。




ん?

んん?

何が起こったんだ?

9. ホッと一息→←7. コーヒー事変



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設定タグ:藤北 , 宮玉 , BL   
作品ジャンル:ラブコメ
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momomo055(プロフ) - ゆりさん» わお!ありがとうございます!他の方にもシリーズ化希望のコメント頂いていたので・・・嬉しき( *´艸`) (2018年9月25日 20時) (レス) id: 3bb2616e3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - このシリーズ大好きです!!!シリーズ化されてめっちゃくちゃ嬉しいです(*´・ω-)bありがとうございますm(_ _)m (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5e7d55f102 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももとも | 作成日時:2018年9月25日 2時

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