検索窓
今日:3 hit、昨日:18 hit、合計:170,937 hit

92話 マーモン ページ49

今日の争奪戦は霧、つまり僕の番だ




戦況としては2勝2敗
ついでに沢田綱吉の反則行為によって大空のリングもこちらにある



リングの数としては2対3
今日勝てば、僕らの勝ちは決まる





今までの戦いを見ても分かるように相手は全くの素人だ
ルッスーリアやスクアーロのように油断しなければ負けることはまずないだろう





マ(念写でも相手が見つからないのが気がかりだけど)





僕が勝てば悠を取り戻せる
そのためなら忌々しいアルコバレーノの力をも利用するよ




マ「ボス、許可を貰いに来たんだ
今夜あの力を使いたい」





ベルやレヴィが茶々入れるのを軽く流し、ボスの答えを待つ








ザ「…………………許可する」




やや間があっての返事
断られなくてよかった





ザ「マーモン」




人差し指をクイクイと曲げて近くへ来いと合図をする








マ「なんだい?ボス」



小声で話す
わざわざ近くへ呼んだのだから他の2人には聞かれない方がいいだろう



ザ「今日の争奪戦……





.









負けても構わねぇ
逃走用の力は残しておけ」









ボスの口から放たれたのは予想外の言葉に僕は絶句する他なかった




一瞬、信用されていないのかと思った
僕は勝てない、弱いと







でも、




マ「分かったよ


まぁそんなことは無いだろうけど、万が一死にそうになったらたとえ無様だろうと逃げ切ってみせるよ」





そう言って部屋を出る






ボスはこれ以上仲間を失いたくないんだね


自分のために


悠のために



ボスは態度には全く出さないけど、ああ見えて仲間思いだもんね







さっきアルコバレーノの力を使う許可を貰う時の返事に少し間があったのも、僕のことを気遣ってだろう?


僕がこの力を嫌っているのを知っているから





マ(ホント、







ボスの愛ってわかり辛いんだから)

続編に行きます→←91話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (114 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

momoka5745(プロフ) - 詞葉さん» 本当ですか!!?ありがとうございます!!すっごく嬉しいです!!おかげでこれからも頑張れます♪ (2015年4月30日 17時) (レス) id: e86cec8636 (このIDを非表示/違反報告)
詞葉 - 初めまして!一気に読ましてもらいました すごくおもしろ?かったです!というより話を作るの上手すぎです!しかもうたプリと…すごく大好きです! (2015年4月30日 17時) (レス) id: c109dff9dc (このIDを非表示/違反報告)
momoka5745(プロフ) - 紅さん» 了解です!!!ありがとうございますb (2015年4月30日 6時) (レス) id: e86cec8636 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - オチはザンザスが良いです!頑張ってください (2015年4月30日 6時) (レス) id: 487441ac10 (このIDを非表示/違反報告)
momoka5745(プロフ) - 宝石姫さん» 投票ありがとうございます!初の骸で嬉しいです!!頑張りますb (2015年4月26日 16時) (レス) id: e86cec8636 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2015年3月24日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。